重低音ガムラン ― スアール・アグン2016年09月25日 23:10



ガムラン演奏楽団スアール・アグンは現在日本公演の最中です。愛知県では豊田市コンサートホールにやって来るというので聞いてきました。
Suar Agung | Jegog Suar Agung | Home

豊田市コンサートホールのサイトから引用
=== ここから ===
スアール・アグン
ガムラン音楽人気の立役者として知られるグループ、スアール・アグンが奏でる本場のバリ島の音楽。18台9種類の竹製打楽器・ジェゴグによるアンサンブルは「大地の響き」と評され、まるで地面がうめいているような桁外れの迫力です。お腹に響く重低音、心地よい竹の響きと美しい舞踊に、あなたも夢中になること間違いなし!
◆出演
スアール・アグン(竹琴奏者18名、バリ舞踏4名)
=== ここまで ===

上の説明は確かにそうですが、しかし語りきっていない気がします。
こんなサイトを見つけました。
坂本龍一らとも共演。圧倒的なグルーヴに失神者も!?人力トランスミュージックで狂騒させるスアール・アグンとは?

伝統的な民族音楽を土台としながら現在の感性で聴いてなお新しさを見つけられるところがジェゴグの本質と言えましょう。

今日の公演は20分の休憩がありましたので、舞台の上に並んでいる楽器を見物してきました。異様に響く重低音はどこから出てくるのか気になって仕方なかったからです。
竹筒楽器のジェゴグから叩き出されているわけですけど、大げさでなくパイプオルガンが奏でる地を震わせるような重低音が竹から出てくるのです。衝撃です。舞台を見ている人に声を掛けてみると、私同様にあの重低音は本当にあの楽器から出ているのですよね、と不思議がっています。可聴振動域ぎりぎりの重低音だそうです。


会場でCDを購入しました。
バリ/スアール・アグンのジェゴッグ
イ・クトゥッ・スウェントラ(I Ketut Suwentra)さんにサインして頂きました

私のステレオでは低域が十分出てくれないようです。ヘッドホンの方が良いかもしれません。

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