スノードライブ2017年01月16日 23:15

この週末はふだん雪の少ない愛知県でも積雪がありました。ただ予想していたほどは降らず、平地は日陰を除きほどなく雪が解けてしまいました。それでも山間部はけっこうな降雪がありスキー好きには有り難い週末となりました。

地元のスキー場へ行ってきました。茶臼山高原スキー場です。
茶臼山高原

新聞が伝えるゲレンデ情報

花の木プラザ(センターハウス)の2階から駐車場を見る

レストハウスやはずから第1リフト方面を見る

昨シーズンは結局スキーは行かずじまいで終ってしまいましたから、2年ぶりのスキーです。
足慣らしを目的として無理せず滑って帰るつもりだったのに、つい調子に乗ってしまいぶざまに顔から着地の前転をやってしまいました。新年早々顔に擦り傷、手に打撲傷を負ってしまいました。情けない。

顔に擦り傷を作るのは小学生以来かもしれません。擦り傷の治療はどうしていますか。ここ数年でハイドロコロイド被覆剤はずいぶんお馴染みになったようですが、私は「ズイコウハイドロコロイド包帯」が気に入っています。好きな大きさに切って貼れるからとても便利ですし、なによりお得感があります。
Amazon.co.jp:ズイコウ ハイドロコロイド包帯


昼食はゲレンデ食堂で麻婆豆腐丼を注文しました。
メニューは他にラーメンやカレーライス、肉まんなどがあります。

麻婆豆腐丼


スノードライブの話です。
今回はFF車で往復しました。装着タイヤはブリザック VRXです。
スタッドレスタイヤ BLIZZAK VRX|ブリヂストン

ブリヂストン BLIZZAK VRX

4WD車とFR車では雪道走行を経験していますが、FF車は今回が初めてす。
駆動方式で比較すると走破性は4WD車がもっとも優れ、次はFF、FRは正直難しいと思いました。

FF車。
勾配が少ない道路を走る限りFFは発進・後退・制動・コーナリングすべて安定していて走りやすいです。駆動輪の上に重いエンジンが載っていることの安心感はストレスを軽減してくれます。
しかし状況変わり勾配がきつくなるとやっかいな特性が顔を出してきます。滑りやすい上り坂では意外なほど簡単にタイヤが空転します。
電子デバイスによるブレーキ制御でトルクを分配しているのがモニタランプで判ります。けっこうな所まで頑張ってくれるものの、荷重が充分にかからなくなるともはやそれまで、登坂は不可能です。幸いなことに上りきりましたが、スタックしたワンボックス車が2台いました。そんな状況をチェーン装着した宅配便の2トン車が悠々と上がって行くのですが・・・。
油断できないのはむしろ下りかもしれません。
下りカーブはFFはオーバーステアになりやすいことが分かりました。横滑り防止装置が手助けしてくれる範囲は限定的で、ペースを上げていくとリヤタイヤが外側へふくらみカウンターステアが要求されるようになります。制御不能は即事故に繫がります。速度を抑えるしかありません。

FR車。
雪道をM3Bで走る印象は、タイヤのグリップ状況をつねに意識し、早めの修正舵とアクセルワークを駆使しつつ一生懸命走らせるといった感じです。けっこう緊張するし疲れます。
ロック率25%の純正LSDは案外頼りなかったです。2WAYのLSDを装着していない時、ちょっとした坂なのに片輪が空転して動けなくなる経験をしました。上に載せた駐車場の写真、バスが止っている左側は緩やかな登りになっていますが、実はあそこで上れなくなりました。その時はなす術なくバックで駐車場に戻りチェーンを巻くことにしました。
このようなことがありLSD交換を検討し、ATSのカーボンLSDを装着するに至りました。
ATS&ACROSS Carbon LSD spec2~5

ロック率が上がると片輪の空転は起こりにくくなり、坂道発進できないといった状況は少なくなります。しかしケツを振るといった現象がなくなるわけではありません。たとえば深雪では真っすぐ進んでいるにもかかわらず急にリヤが流れ出すことがあります。4WDやFFでは体験しにくい不意をつく動きです。
リヤの挙動をコントロールしつつ雪道を走るのは難しい一方、FR車は操縦の楽しみを与えてくれます。遊ぶなら断然FRです。
LSD装着車に高性能スタッドレスタイヤを履けば案外走れるものです。もちろんトランクにはチェーンと牽引フックとロープは準備しておきます。
私はハシケンのオールセットをトランクに入れています。


ところでスキー場に行くのにおすすめは何でしょうか?
今ならこれでしょうか。
i-ACTIV AWD