熱でラジエーターリザーバータンクが焦げる ― CBR954RR2017年08月18日 23:25

HONDA CBR954RRの修理です。
エンジンからの発熱でラジエーターリザーバータンクが焦げて穴が開いてしまいました。
リザーバータンクは交換です。
パーツ番号:19101-MCJ-000

HONDA CBR954RRの排気管周囲の画像
ラジエーターリザーザータンクは1・2番シリンダーのあたりに設置されています。近づいて撮った写真が下のものです。

エキゾーストパイプ周りのレイアウト(タンクは新品交換後)

昨年までバイク通勤をしていました。名古屋の真夏は朝から激しい暑さに包まれ、スピードが落ちると水温はとたんに100℃を超え頻繁にラジエーターファンが作動するほどでした。エンジンからの放熱は相当なもので、ニーグリップで車体に触れている膝部分は少し赤くなってしまいます。
接触事故を起こしたくないのですり抜けはしません。渋滞に合わせて止まるため走行風が当たらないエキゾースト周囲は熱がこもってしまいます。
そうしたライディングの繰り返しが災いしリザーバータンクが焦げてしまいました。下の画像です。

熱で侵されたリザーバータンク上部

焦げて穴が開いている

CBR954RRで同様の症状を過去に1度経験しているとメカニックが教えてくれました。「気休めかもしれませんけど穴が開いた場所に遮熱テープを貼っておきました」。メカが気を利かせてくれます。
猛暑下の渋滞路走行が多い954ライダーは要チェックかもしれません。

今さらですけど、このバイクは走行風をしっかり当てながら走るように設計されていることが理解できました。当然、か。