2017 FIA World Endurance Championship Round7 6Hours of Fuji2017年10月16日 22:30

富士スピードウェイにWECレース観戦に行ってきました。

大会名称:2017 FIA World Endurance Championship Round 7
     6 Hours of Fuji
     2017 FIA 世界耐久選手権 第7戦 富士6時間耐久レース
開催日程:2017年10月13(金)公式練習 ・14日(土)公式予選 ・     15日(日)決勝レース
主催:富士スピードウェイ株式会社 / FISCOクラブ
公認:国際自動車連盟(FIA) /フランス西部自動車クラブ(ACO) /
   日本自動車連盟(JAF)
後援:国土交通省 / 在日フランス大使館 / 静岡県 / 静岡県小山町 / 
   御殿場市 / 裾野市 /公益社団法人 静岡県観光協会 / 
   小山町観光協会 / 御殿場市観光協会 / 裾野市観光協会 /
   BSフジ / テレビ静岡 / 静岡朝日テレビ / J-WAVE / 
   FMヨコハマ / K-mix


セーフティーカー導入、赤旗中断など天候に左右されたレースでした。トヨタは地元富士スピードウェイで1位・2位を獲得し次戦以降に大きな弾みをつけることとなりました。
決勝レースを終えて様々なコメントが発せられている中、私は豊田章男トヨタ自動車社長の言葉に目がとまりました。

=== ここから ===
(前略)
また、このレースは残り少ないポルシェとの戦いの場でもありました。残す戦いの場は2つ、「トヨタは良きライバルだった...」、「またいつかトヨタと勝負がしたい...」、今まで、競い合い、自動車の未来のために共に切磋琢磨した仲間としてポルシェには、そう言っていただきながら、次のステージに向かってもらいたいと願っております。
本日の雨のレースは、お互い、力を出し尽くすレースにはなりませんでしたが、残り2戦、シーズンが終わるまで、引き続き、全力でぶつかり合う戦いをさせていただければと思います。
ポルシェの皆さま、最後まで、ファンの皆様に笑顔になっていただける全力のレースをしましょう。よろしくお願いいたします。
ファンの皆さまにも、引き続き、我々の戦いを応援いただければ心強く思います。
=== ここまで ===
WEC 2017年 第7戦 富士6時間レース 決勝 | WEC | TOYOTA GAZOO Racing

ポルシェに対するこうした振る舞いを見て、ふと4年前の新城ラリーのことを思い出しました。モリゾウのBLOGから一部引用。

=== ここから ===
ファンの方々が、「五感」で、それも「間近」に、
クルマの楽しさを感じられるのは「ラリーならでは」です。

リエゾン区間やSSの待ち時間に手を振ったり、談笑したり・・・
地域の方々とコミュニケーションが取れることも、やはり「ラリーならでは」の魅力。

クルマの楽しさを、もっともっと多くの方に知っていただくために、
ラリーはとても良い競技だということを、モリゾウは知ることが出来ました。

「ラリーストの皆さま」「ラリーファンの皆さま」
そして「三菱さんやスバルさんなど他の自動車メーカーの方々」は
そのことを、ずっと前からご存知だったのだと思います。

「86」が世に出たことで、モリゾウも、
ようやく、この素晴らしい文化を拡げるお手伝いが出来るようになりました。

「相棒の86」と共に、モリゾウもクルマの楽しさを発信し続けていきたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします!
=== ここまで ===
相棒と共に ~新城ラリー2013~ - ドライバーモリゾウのBLOG

日本の産業を代表するトヨタ自動車社長からこうした言葉を聞けるのは本当に嬉しいことです。


さて、WECです。
レーススタート9周目の天候
ホームストレート後半の最も速度が高くなるあたりから最終コーナー方面を見たのが上の写真です。レース開始9周目ですけど、霞がかかって遠くはよく見えません。


#1 LMP1-H ポルシェ 919 Hybrid
水しぶきが舞う路面状況は結局最後まで変わりませんでした。
トップパフォーマンスを備えるのははもちろんLMP1-Hマシンですが、こと「音」に関してはLMP2マシンの方が「上位」になりましょうか。ハイブリッドは意外に静かです。


#92 LMGTE Pro ポルシェ 911 RSR と
#51 LMGTE Pro フェラーリ 488 GTE
スリップストリームを効かせ前のクルマを抜くのは富士のストレートでは常套手段ですけど、このコンディションでやるとは絶句です。
#51 フェラーリ 488はクラス優勝しました。


#31 LMP2 オレカ07・ギブソン
赤旗中断で停車している場面。
雨脚が判るでしょうか。車体の下の暗くなっている部分を見ると雨粒が確認できます。


#66 LMGTE Pro フォードGT
理屈抜きに、これはカッコいい!


#98 LMGTE Am アストンマーチン・バンテージ
こうしたマシンが走行するシーンを見れるのはWECならでは。
快晴の富士山を背景にレース観戦できると最高でしょう。
来年は天気になってほしいです。


当日はイベント広場で LE VILLAGE「 BONJOUR FRANCE」が開催されました。
ヴィラージュ ボンジュール フランス

これは「ル・マン24時間レース」開催国フランスの文化をレース来場者に体感してもらおうと、在日フランス大使館、在日フランス商工会議所の全面協力のもとに行われたイベントです。
昼食はここにします。

フランスレストラン『シェ・オリビエ』

③パテドカンパーニュのサンドウィッチと赤ワインを注文

厨房の様子を拝見
厨房は、縁日のときなどに並ぶ屋台風でシンプルな構成です。
中央のオーブンでパンを温めます。
見切れてますが左側にある網焼き台でウインナーを焼きます。
右側の人が立っている場所にまな板があります。パテなどの切り分けはここで行います。
Très savoureux!
ウェブサイトでお店の様子を見てみると、
上の写真の男性はオーナーシェフのオリビエさんでした。道理で。

サーキットでビールを飲んだことはありますが、ワインは初めてです。ワインとレース観戦、これは相性が良いです。

お店の案内とお土産
来年もぜひ開催してほしいものです。

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