確信犯の意味を調べる ― 2026年10月17日 14:25

ことばの意味と使い方を確認するため図書館に行ってきました。調べることばは「確信犯」です。

棚を見渡し、いかにも立派そうな風貌で存在感を発している『広辞苑』と『大辞林』の2冊を手に取ってみました。

『広辞苑』第7版 岩波書店、2018年(平成30年)1月12発行
「確信犯」
①道徳的・宗教的または政治的確信に基づいて行われる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯などにみられる。
②俗に、それが悪いことと知りつつ、あえて行う行為。

『大辞林』第4版 三省堂、2019年(令和1年)9月20発行
「確信犯」
①道徳的・宗教的・政治的な信念に基づき、自らの行為が正しいと信じてなされる犯罪。思想犯・政治犯・国事犯など。
②ある行為が問題を引き起こすことをあらかじめわかっていながら、そのようにする人。〔①が本来の意味〕

どちらもほぼ同じ書き方ですけど、若干ニュアンスに違いがあります。大辞林の書き方が通じやすいと感じました。

ところで、文化庁 文化部国語課が提供する読み物に「言葉のQ&A」という連載があります。そこに「確信犯」の意味について記したものがあります。
文化庁 | 文化庁月報 | 連載 「言葉のQA」

「言葉のQA」を読んでいて気になったのは、広辞苑、大辞林とも「道徳的」という言葉を共通概念として説明文の最初に置いているのに対し、文化庁の方は、ひと言も「道徳的」に触れることなくページを作っていることです。作為の有無は不明ですけど、ぎこちなさを感じました。

図書館は知識の宝庫です。図書館によってはテーマを変えながら企画展をやって、意外な発見があったときは嬉しくなります。学芸員の方はよく思いつくものだと感心します。
ネットも良いけど、紙も良いものです。今のところは詳細に知りたいときは書籍を頼りにしています。
それはさておき、腹が減ってきたので昼ごはんに行きます。


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