千里馬常有、而伯楽不常有。 ― 2026年01月03日 20:30
2026年。令和8年。
丙午の年が始まりました。
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馬と聞いて思い出すものを、記憶のなかを過去に遡っていくと、幼いころ耳にした「おうまのおやこは なかよしこよし」で始まる童謡『おうま/お馬)』に辿り着きました。作詞は林柳波(はやしりゅうは)さん、作曲は松島つねさんです。幼稚園でみんなと歌っていたような、あるいは子ども番組を見ながら歌っていたような。
あと馬で思い出すのは、どういうわけか古典で習った千里を走る馬の話です。韓愈の雑説です。
「世有伯楽、然後有千里馬。
千里馬常有、而伯楽不常有。」
漢文は苦手科目の一つで、からっきしだめでした。ほとんどすべてを忘れてしまった中で唯一覚えているのが、先の文章の、「而」は置き字だから読まない、という書き下し文を書くときのルールです。たしか友だちに「その字は読まないんだよ!」と言われて、それが記憶のスイッチを入れたみたいです。
ところで、駿馬にまつわる故事成語やことわざの類はけっこうあるものです。
先ほどの「千里の馬は常に有れども、伯楽は常には有あらず」以外に、
「人間万事塞翁が馬」
「驥は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すれば之に及ぶ」
「老驥櫪に伏すも、志千里に在り」
「驥足を展ぶ」
「麒麟も老いては駑馬に劣る」
などがあります。
馬にまつわる故事成語の多さから、思考や価値判断の奥深いところにまで馬が関わっていたことが窺い知れます。馬以外の動物では虎や猿を引き合いにしているものがあります。中国を代表する動物といえばパンダが思い浮かぶのですけど、パンダを題材にした故事成語は探してみたものの見つかりませんでした。あってもよさそうなんだけど・・・。
そうそう、バイク乗りの故事成語ならこれです。
「鞍上無人、鞍下無馬」
まあ、それにしても古典には手を焼きました。
今は「コテンラジオ」があるから、良い時代になったと思います。
歴史を面白く学ぶコテンラジオ_COTEN RADIO - YouTube
ところで、1里は約3,927mだから、千里は3,927×1,000で、3,927,000mです。キロ変換すると3,927kmになります。
1日でこの距離を走るのですから、すさまじいです。こうした馬が常にいる中国は、やはり広大です。見つけるのは大変そうですが。
(オイオイ、それ違うだろ!)


