チェーン交換燃費向上は約7% ― HONDA CBR954RR ― 2016年03月21日 22:30
本格的なシーズンインを前にバイクの点検・整備をしてもらいました。走行時にジャラジャラジャラとやかましい騒音が出るようになり、またアクセル操作に対し車体がギクシャクと反応し非常に乗りづらくなっているので、チェーン交換を中心に整備を依頼しました。
チェーンについてメカニックから提案のあった製品は、アールケー・ジャパン株式会社のGV530X-XWです。

ホンダ純正品でなくGV530X-XWを推したのはサビ対策とドレスアップの2つの理由からです。同サイズのGV530Rですと4000円ほど安く交換できるけど、伸びにくさを優先して530Xを選択したとのことでした。プロの目からみると530Rと530Xとの差は明確にあるそうです。

リヤ周りでは、チェーン交換と同時にスプロケットとハブダンパーを交換しました。取り外した部品を観察したかぎりでは激しい摩耗は認められなかったものの、新品と比較すると摩耗していることがわかります。交換は妥当な判断だと考えます。

取り外したドライブスプロケット
よく見てみると、チェーンの外プレートが接触している部分が削られていることがわかります。

ピボットベアリング類
スイングアームピボットベアリングを打ち替えしました。
メンテナンススタンドにバイクを掛け真後ろから目視確認してみるとスイングアームの取り付け角度が左側(チェーン側)に傾いていることが判明しました(車体を真上から見ると“逆「く」の字”になってる)。加速や減速の衝撃によるストレスが積み重なりこちら側のベアリングがひどく摩耗してしまったようです。
バイクを受け取り乗ってみます。
走りの質感はまったく別物になっていました。スロットルを開けると抵抗感なくスムーズに加速し、スロットルを閉じると嫌なショックを発生することなくエンジンブレーキが掛かります。またジャラジャラジャラいう不快な音がなくなったことは疲労軽減の一助となってくれます。
ベアリング打ち替えの効果は、路面追従性の向上としてすぐ判るものでした。ギャップを通過する際の不快な突き上げが、なくなりはしないものの、穏やかな挙動として体に伝わってくるようになりました。
走行抵抗が減ったことは乗ったとたんに気付きます。どれほど燃費に反映されるのでしょうか。
部品交換に際してデータを取っています。高速道路を含む約100kmの距離を走り満タン法で算出します。結果は次のようになりました。
・交換前:15.06km/L
・交換後:16.11km/L
おおよそ7%の燃費向上でした。
これはもちろん加速性能の向上を裏付けます。
バイクにってはどちらも大切です。
