三河湾国定公園『佐久島』にてカメラ動作確認2026年04月12日 22:55

しばらく前のことですが不注意から PENTAX K-3 Mark III を固い床に落としてしまいました。衝撃によりズームレンズは鏡筒が曲がりズーム、ピントとも操作できなくなってしまいました。幸いカメラボディーの方は一部に傷が付いただけで落下後も今まで通りに動作してくれました。
壊れたとはいえレンズは鏡筒の歪み以外は損傷はなさそうです。まだ使うことを前提にメーカー(株式会社シグマ)に問い合わせをしたところ、状況から直せるだろうとの返事が返ってきました。気に入っているレンズですし、さっそく修理部門に送ることにします。数日もすると復帰したレンズが戻ってきました。
ところで、カメラボディの方なのですけど、実際には不具合がありました。
開放絞り値が小さいレンズを持っている人が私のカメラで撮ってみたところ描写がおかしいことに気づき、よくよく調べてみたらピント精度が出ていないことが判明したのです。ボディ側のピント調整機能で補正できないほどの狂いです。
私は絞り込んで撮ることが多いため気がづかなかった、というのは見苦しい取り繕いにすぎず、K-3 III で撮った過去の写真を見ると確かにフォーカスの甘いものがいくつもありました。
今度はリコーに修理を出し、オートフォーカスの精度不良を直してもらうことにしました。
修理に関するご相談 / サポート | RICOH IMAGING


迅速な対応です。一週間ほどで戻ってきました。
ということで、何はさておき試し撮りに出かけることにします。行き先は三河湾国定公園『佐久島』です。

国土交通省のウェブサイトから引用します。
==== ここから ====
佐久島は西尾市一色地区から南に約8kmの距離にあり、三河湾のほぼ中央に位置する。全域が三河湾国定公園に含まれる。近年、現代アートの島として注目を集めている。
面積:1.73平方キロメートル
空路の有無:なし
==== ここまで ====
離島振興:離島の概要 - 国土交通省


のんびりと休日を過ごすには佐久島は静かでよいところです。気を付けることといえば、鳶(トビ)やカラスくらいでしょうか。以前、釣りエサの青イソメを容器ごとカラスに持ってかれ困り果てていた高校生グループに分けてあげたことがあります。
==== ここから ====
屋外で飲食するとき注意を
佐久島にはトビ(トンビ)が多数 生息しており、
屋外で食べ物を手にすると、猛スピードで近づき 鋭い爪で奪うケースが多く発生しております。その際に、接触して怪我をする場合もあります。
==== ここまで ====
トンビに注意!食べ物を狙っています - 佐久島 公式ホームページ 愛知県西尾市一色町


作例
佐久島東港に向かう渡船


東港に設置の「佐久島お散歩案内図」


漁を終え港に帰る漁船(たぶん)


大島へ続く桟橋をイーストハウス付近から望む


あと数日で葉桜に


民宿「さざなみ」と渡船


本日の「大アサリバーガー」
民宿「さざなみ」でお昼ご飯を食べました。
公式ウェブサイトには「※仕入れの状況によって写真と異なる場合があります。」と記されています。なるほど。


佐久島ではツバメがたくさん飛んでいました。
ツバメは飛びながら水を飲んだり水浴びするけど、川や池はあったかなぁ、とふと思ってしまいました。







間もなく改札開始


離岸


佐久島を後に
この景色を見ながら私の頭の中に流れていた音楽はこれです。
だとすると、電線にとまっているツバメの数は、五羽、七羽、五羽でないといけないかな。
そして、この曲も。

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よし!わかった!

スーパー耐久2026 第2戦 SUZUKA 5時間レース ― ダークホースはマスタング2026年04月26日 07:20

4月19日(日)、鈴鹿サーキットにスーパー耐久レースを観に行ってきました。
競技名称:ENEOS スーパー耐久シリーズ2026 Empowered by BRIDGESTONE 第2戦 SUZUKA 5時間レース
観客数は、予選が行われた4月18日(土)は7,000人、決勝が行われた4月19日(日)は10,000人とのことです。

決勝レースの模様は YouTube のスーパー耐久公式動画で視聴できます。
レース結果は下のリンクからアクセスできます。


今回のレースでの注目は、新たに加わった『ST-USAクラス』でしょう。言うまでもなく、USA は United States of America のことです。
馴染みのないカテゴリーです。昨年11月1日に発表された一般社団法人 スーパー耐久未来機構(STMO)のプレスリリースにST-USAクラス創設についての目的や理念、展望が語られています。
日米モータースポーツ交流の新たな架け橋― 新クラス「ST-USA」創設を計画 ―

スーパー耐久第2戦 鈴鹿を走る ST-USAクラスのマシンは「フォード・マスタング・ダークホースR」の1台のみとなっています。
フォード社のウェブサイトに車両の概略が載っています。写真を見ると左右ドアの窓ガラスは付いていません。
2024 Ford Mustang® Dark Horse™ R | Mustang Race Car | Ford.com

このマシンで5時間の耐久レースに挑むのは、奥村浩一さんが代表を務めるバースレーシングプロジェクト(BRP)です。今シーズンの参戦体制について奥村さんはこう語っています。
==== ここから ====
ST-USAクラス参戦のマスタングDHRは本国米国でも耐久レースへの実戦投入の経験が無く、国内での運用実績も少ないある意味「未知の車体」となりますので、車両開発ドライバーとして「猪爪 杏奈」を起用して今年1年は車両開発の期間としてじっくり強い戦える車両を育てあげていきます。
==== ここまで ====
スーパー耐久2026参戦体制発表 | BRP

マシンのポテンシャル、魅力についての奥村さんの言葉はこうです。
==== ここから ====
 北米流は整備性だけでなく車両のコンセプトにも見て取れる。まず車両重量は1700kgを超えており、今回エントリーしている車両の中では群を抜いて重い。さらにエンジンは鋳鉄ブロックの5.0リッターV8。競技車両としては重くて扱いも難しいうえ、コースサイドで走りを見ていてもコーナリングの動きは確かに鈍い。予選タイムとしてもどこかのクラスがライバルになりそうな雰囲気ではなく、既存のクラスとのつり合いが取れない部分はどうしても残る。

 だからこそST-USAとして参加することになったマスタングだが、奥村代表はこうした北米スタイルのクルマを走らせる意義を考えると同時に、ほかのS耐マシンにはない独特の魅力を感じている。「本当にザ・アメリカンスタイルのクルマですから、鉄の塊から発せられるV8の音とバイブレーションは独特で、乗るだけで興奮する。『軽いクルマの方がいいでしょ?』と思うのではなく、重たいアメ車でも良さがあるんです」(奥村代表)
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スーパー耐久第2戦でBRPが“珍獣”フォード・マスタングを投入「車体は重いし整備性も悪い。それでも北米流に歩み寄る姿勢が大事」と奥村代表 | 国内レース他 | autosport web


車両開発を担当されている猪爪杏奈選手からのレポートがあります。これはレースを終えた後のレポートです。
スーパー耐久シリーズ 2026 Rd.2 SUZUKA 5時間レース レポート 2026.04.23
YouTube に走行後のインタビューがアップされています。
Review of Super Taikyu Rd.2 SUZUKA🇯🇵🇺🇸 - YouTube


写真を撮ってきました。
序盤は東コースを移動しながら観戦していました。寒くもなく、暑くもなく、レース観戦にはちょうど良い気候でした。

レース序盤の1コーナー
1コーナーから2コーナーまでを連続でブレーキを掛けながら曲がっていくドライバーと、1コーナーと2コーナーの間でちょっと加速状態を作ってもう1度ブレーキを入れて2コーナーに入っていくドライバーがいます。


2コーナーのクリッピングポイント/A.driver
#250 ST-USA『BRP★HOJUST MUSTANG DHR』
 A.driver:猪爪杏奈(車両開発)
 B.driver:大野尊久
 C.driver:奥村浩一
 D.driver:竹本優月輝

徐々にアウト側へ膨らんでいく
走行会で走っているとき、縁石の終わりあたりにスムーズにマシンが運べると気分が上がってきます。

スタンド席上部にも届くアメリカンV8サウンド
加速を伴いながら縁石に寄っていくシーンは迫力があります。

S字に向けての加速状態
1700kgの重量感は観ていて伝わってきます。ストップランプを見ると、S字1つ目の進入では他車と比べ長めの点灯時間です。


このアングルからだと2コーナーはS字コーナーと一連になっているように見える


逆バンクに進入する250号車
黒澤元治さん(ガンさん)が言うところの“クリッピングゾーン”。

クリッピングゾーン通過中

クリッピングゾーンはここまで
縁石の終わりを舐めるようにかすめて、立ち上がりではミドルまでに留めるようマシン運びをします。

マシンを右側に寄せ、つづくダンロップコーナーへ
大きくて重いはずのマシンなのに、それを感じさせないコーナーリングです。重量級マシンを操つる技術をジムカーナで取り込んだためなのか、巧みに曲げてしまう猪爪選手のドライビングは不思議な感じでした。


場所をシケインに移動します。
写真は山野哲也選手のドライビングです。見どころはライン取りです。
シケイン進入に備え直線的にブレーキング

コーナーリングアプローチ開始

ステアリングを右側へグイっと切り込む

躊躇なく縁石に乗る

アウト・イン・インのライン取り
ホームストレートでのトップスピード確保を意識するとこのライン取りが最適なのでしょう。

シケイン2つ目はアウトからアプローチ

シケイン2つ目を過ぎると下りながら最終コーナーへ
山野選手といえば、1996年シビック鈴鹿F1 Challenge Cupでのポールtoフィニッシュ優勝の記録があります。

耐久レースは場所を変えながらじっくり観戦できるところが魅力の一つです。数キロは歩いたから少しは運動不足の解消になってくれると嬉しいものです。
などと書きつつ、帰りは巡回バスに乗っているから何をか言わんや。

巡回バスは、GPスクエア脇と南コース便所前(西ストレートゲート)を往復運転




ところで、アメリカの建国についてです。

ST-USA #250 BRP★HOJUST MUSTANG DHR

このマシンのゼッケン250は、アメリカ合衆国建国250周年にちなんだものです。青、白、赤のカラーリングは星条旗と日の丸を想起させるデザインになっていて、日本とアメリカの文化的交流への思いを込めてBRP代表の奥村さん自身が練り上げて完成させたそうです。

日本語では建国と書いていますが、現地では Independence Day と呼んでいるから、ニュアンス的には独立と記す方がより正確な表現になります。
1776年7月4日、東部13州の植民地がイギリス本土からの独立を宣言しました。

アメリカについては、常日頃から情報に触れる機会が豊富にあることから、その好き嫌いは別として、そこそこ知っているような気になりがちです。ところが考えてみると、アメリカ独立戦争が勃発するまでの背景を含め、250年前の建国プロセスの詳細や、その後に起こってしまうことになる南北戦争(American Civil War)の歴史的意義など、踏み込んで問われると満足に答えられないことは少なくありません。そもそも建国するというのは国際社会の枠組みの中でどういう意味をなすのか、といった根源的なところまで掘り下げていこうとすると、疑問は膨らんでいく一方になってしまいます。

歴史知識に不安があるとき、私はコテンラジオを理解の手助けにしています。もちろん #250 を理解するのにぴったりの放送はあります。

アメリカ開拓史【COTEN RADIO】
【15-1】激動のアメリカ開拓史 ― 超大国ができるまで
https://podcasts.apple.com/jp/podcast/id1450522865?i=1000472326740
【15-2】精霊が夢に出るまで帰れません!? ― ネイティブアメリカンの知られざる生き様
【15-3】YOUは何しにアメリカへ?命懸けの大航海時代
【15-4】植民地はこうして作られた!アメリカの知られざる3つのルーツ
【15-5】Join or Die!― アメリカ、自由を求めて独立へ
【15-6】13の植民地がONE TEAMに!?アメリカ独立戦争勃発
【15-7】《C'mon baby アメリカ!》U.S.A.爆誕《ユナイテッドする朝焼け》
【15-8】アメリカ西部開拓時代 ― 許されざる者達の狂宴
【15-9】奴隷制をめぐってアメリカ分裂!?南北戦争

5時間耐久レース並みのボリュームでした。
結局、アメリカのことはよく分からないということが理解できました。

アメリカ史のつづきがあります。24時間耐久のロングランも観てみたいという体力自慢の方はこちらもどうぞ。

リンカン編【COTEN RADIO】
【62-1】THIS IS AMERICA|自由を夢見たリンカンの旅路
【62-2】信仰は我らが命!アメリカをかたどる宗教の枠組み 〜皆を束ねる未来への約束〜
【62-3】チャーチ型?セクト型?宗教しみしみアメリカ事情 〜妥協と妥協と時々ダキョウ〜
【62-4】誰が始めた?誰が止める?奴隷制という時限爆弾 〜南北にヒビがビビビッ〜
【62-5】まるでオープンワールド!広がる領土と奴隷制の不安 〜議員による問題先送り〜
【62-6】奴隷増員!アメリカ南部をのみこむ綿花需要 〜豊かさとかなしき代償〜
【62-7】やられっぱなしじゃねぇ!奴隷たちの意地と抵抗 〜秘密のアングラ組織爆誕〜
【62-8】すくすく成長!若きリンカンが見た奴隷の世界 〜プチ政治家としての芽生え〜
【62-9】労働の誇りを胸に!駆け出し政治家リンカンがゆく 〜きらきら汗が叶える自由〜
【62-10】ダメなもんはダメ!奴隷制をめぐる路線対立の激化 〜共和党誕生に潜む抗争劇〜
【62-11】黙れダグラス!無名弁護士リンカンの挑戦状 〜全米を分つ奴隷制拡大論争〜
【62-12】やったれ新大統領!嵐を呼ぶ苛烈な南北戦争 〜奴隷制を凌ぐ連邦維持の誓い〜
【62-13】自由よ!平等よ!奴隷解放宣言とゲティスバーグ演説 〜犠牲者に捧ぐ愛国心〜
【62-14】リンカンが撃たれた! 自由を貫く大統領の最期 〜南北戦争の終わりに〜
【62-15】何が変わった?リンカン亡き後のアメリカ 〜終わりなき差別との闘い〜

いや〜、さすがに疲れました。ちょっと休みましょう。
クールダウンはこちらで。
Ford GT Mk IV vs. The Nordschleife | Ford Racing - YouTube

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2026年5月30日
追記
大井貴之さんのYouTube に現在ジムカーナに参戦中の猪爪杏奈選手へのインタビューがアップされました。
上手くなるためのジムカーナ参戦! - YouTube