一足先に秋の味覚 ― 栗の渋皮煮2016年09月02日 23:30

先日購入した栗で渋皮煮を作りました。1年ぶりでしたがなんとか美味しく仕上がりました。

栗の渋皮煮

大分県の民芸品に竹田市の姫だるまがあります。小さな工房で作っていらっしゃって、かつて一度だけ少しお邪魔させていただいたことがあります。新城藤村邸にかざってある姫だるまがそれです。

「職:竹田市 - 後藤姫だるま工房」 | 大分の情報サイト | SHOKU~しょく~
大分県竹田市 goron|ごとう姫だるま工房

鶴舞のラディッシュに後藤さんがお見えになったとき、お土産で栗の渋皮煮をタッパ容器に山ほど持ってきてくれたことがありました。たまたまその場にいた私にも「食べていいよ」と声をかけてくれまして頂くことになりました。
ほのかな渋みと甘みが口に広がり栗の風味がしっかり感じられるこのお菓子を一瞬で気に入ってしまいます。もっと食べていいよ、と仰ってくれたので遠慮なく楽しみました。

不躾に「これはどこに行けば売っているのですか?」と聞いてみると、「これは自分で作るんだよ」と返ってきます。
「難しくないんですか?」と質問すると、「外側の皮を剥いて、渋を抜いて、甘く煮るだけだから、簡単だよ」と教えてくれます。

やってみます。
お手軽なお菓子ではありません。指先に神経を集中させ、手間と時間と丁寧な作業が要求されます。しかし面倒だけど秋を感じるにはもってこいのお菓子です。
民芸品職人からすれば「簡単だよ」というのはそうだろうなと今は思うし、「自分で作ってみると面白いよ」ということかもしれません。
是非!

焦ると上手くいかず平常心を心がけてやると良い仕上がりになる。
これはハイスピードドライビングと同じです。オイオイ \(^O^)/