令和元年5月 ラック奥伊吹ジムカーナ練習会 ― 2019年06月01日 12:00
2019年(令和元年)5月22日(水)、今シーズン第1回目のラックジムカーナ練習会が滋賀県奥伊吹モーターパークで開催されました。参加者は総勢30名で約半数がラックイベントは初めての方々です。
少し汗ばむほどの快晴のもと、ドライバーそれぞれが課題を設けドライビングに打ち込むといった感じです。パイロン設置された第4駐車場以外に今回は練習エリアとして第8駐車場が用意されました。この第8駐車場は思いのほか広く、直線加速で40km/hを超えるほどのスピードが出せたため色々と試すことができました。
パドック風景
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コース図(「コー」は印刷ミス?)
タイム計測に光電管を活用
「光電管にだけはぶつけないで!」とブリーフィングで繰り返し言われました。
そうですけどゴール直前の360度ターンはやばいでしょ。^^;
パドックのテント
テントは休憩用に開放されています。
壁際からはコースが一望できます。上手い人の走行は参考になります。
パイロンスラローム(鈴木様、写真ありがとうございます)
撮っていただいたビデオを観てみると、私の走りは多くの場面でオーバースピードで突っ込んでいることが分かりました。勢い余ってクリッピングポイントを通り過ぎ、行き過ぎたところから戻ってくるからロスの二段重ねでした。
観ていて嫌になってくるほど下手くそですが、やってる時はまったくそんな感じはありませんでした。しっかり減速できていなかったことについては、その理由を整理しておかないといけません。課題多し。
さて、午前の走行が終わると次はお昼ご飯です。
少し離れたセンターハウスレストランに移動します。
センターハウスのレストランに向かう参加者
お昼ご飯はカレーライス
福神漬はセルフで
ラッキョウが用意されていなかったのはちょっと残念。
味はgood!
午後はタイムトライアルです。
今回の私の記録
・1本目、49秒58(パイロンタッチ有り)
・2本目、49秒02
仕様、環境は下のとおり
・Machine:Toyota 86 Racing
・Tire:フロント DUNLOP "DIREZZA ZⅢ" 225/45ZR17
リヤ MICHELIN PRIMACY HP 215/45R17
・Weather:FINE
・Course:DRY
上位3名のタイムは次のとおりです。
1位:ランエボX(CZA4)43秒20
2位:マツダ ロードスター(ND)43秒78
3位:インプレッサWRX RA-R(GDB)46秒50
総括する勝田範彦選手(ノリさん)
全ての走行が終わります。
荷物整理が一息ついたころ、タイムトライアルの発表とノリさんからの総括でイベントは終了します。
総括の結びは安全運転の啓蒙です。ジムカーナ練習会の有用性を語ります。
『ブレーキ、アクセル、ステアリングを駆使して走りきるのがジムカーナです。タイムを出すためには非常に多くのことをドライバーに要求してきます。スタート合図からゴールでの停止まで、息つく暇のないごく短時間の中で限界を意識しながら各操作を正確に行います。これらはドライビング技術の習得につながるもので、安全運転の基礎となっているのです。』
主旨はこんな感じです。第一線ドライバーから発せられるこうした言葉は説得力があります。
改めてコース図を見てみると確かにジムカーナは技術が試される競技であることが分かります。練習会とはいえギャラリーがいる中でのタイム計測は独特の緊張感を誘います。ときどきこうした緊張は必要です。
おまけ。
今回2番手タイムを出したNDロードスターの方の帰り支度を見ていて思わず「オ〜!」と声が出てしまいました。
帰り支度する#83・#93 マツダ ロードスター(ND)
走りのパフォーマンスでギャラリーを魅了させただけでなく、片付け作業でさらなる究極のテクニックを披露されていました。
この方は一線を超えてます。\(^O^)/
ちょっと惜しかったのは、面識がないドライバーで且つこのカラーリングですから同乗依頼に尻込みしてしまったことです。最後でお話ししていたら「遠慮せず気軽に声を掛けてくだって良いですよ!」って言っていただけました。
うーん、もったいなかったなぁ・・・。
次回7月10日(水)は岐阜県めいほうスキー場が会場です。