「町山智浩のアメリカの今を知るTV」3月3日放送2022年03月08日 23:20

BS朝日、毎週木曜22時半から放送の『町山智浩のアメリカの今を知るTV In Association With CNN』は連続予約でタイマー録画していて、休みの日などに観ることにしています。
3月3日放送はLAホロコースト博物館を紹介する回でした。折しもプーチン大統領のロシア軍がウクライナに軍事侵攻を繰り広げているという歴史的タイミングでの放送です。

町山智浩のアメリカの今を知るTV

ユダヤ系米国人の実態NYユダヤ人博物館&LAホロコースト博物館
Holocaust Museum LA | Los Angeles


番組後半ですけど、ポーランドに設立されているアウシュビッツ博物館
Auschwitz-Birkenau
が発出したロシア軍のウクライナ侵攻に対する声明を取り上げます。
下のリンクがそれです。

ロシア軍のウクライナ侵攻に対するアウシュビッツ博物館の声明文

原文を見てすぐに訳せない単語がいくつかありました。
・barbarity:残虐(行為)
・perpetrator:犯人、加害者
   - victims and perpetrators(被害者と加害者)
・pseudo〜:[連結形]偽の、疑似の
   - pseudoscience(えせ科学)
・megalomania:誇大妄想
・solidarity with 〜:〜との連帯
・sovereign:主権を持つ
   - a sovereign state(独立国)
・passivity:消極性、受動性
・indifference:無関心、冷淡さ
・complicity:共犯、共謀


拙いながらも自分の訳文を書こうかと頭をよぎったのですが、鍍金が剥げそうなので止めました。
町山智浩さんが訳してくれています。

=== ここから ===
今朝、ロシアがウクライナに侵攻しました。この野蛮な行為は歴史によっていつか裁かれるでしょう。そしてそれを行なった者も国際法廷で裁かれることを我々は望みます。

アウシュビッツ博物館としては、この事態に沈黙を守ることはできません。今また帝国主義者の誇大妄想狂によって罪なき人々が殺されているのですから。

私たちアウシュビッツ博物館は、ここに連帯を表明します。
自由な独立した主権国家であるウクライナの市民と戦争に反対する勇気あるロシアの人々と。

今この瞬間、自由で民主主義の世界は、1930年代に消極的だったことから学んだ事を示さなければなりません。
今、この時はどんな無関心であってもそれは共犯なのです。
=== ここまで ===

強い口調です。おそらくこの声明は、西欧の人たちあるいは東欧の人たちどちらにとっても、連綿とつづいている自国の歴史観と切り離すことができない重い言葉になっているのだと思います。


上に貼ったスクリーンショットですが、右下に目をやると
『政治・トレンド ♯橋下徹をテレビに出すな 16,877件のツイート』の文字が入ってきます。『♯橋下徹をテレビに出すな』のツイッターを見てみると攻撃的な文章が並んでいます。

ところで算数や数学の授業で図形問題を解くとき、補助線を活用することを学んでいます。
補助線の引き方にはコツがある!思いつかない人も練習すれば引けます | 中学受験ナビ

提案というわけではないですが、橋下さんの言動・振る舞いを“問題”そのものとして扱うのはいったん止めにして、“補助線”として捉えてみるのはどうでしょう。補助線にはいろんなパターンがあります。問題によっては2本必要なことがあります。
違った景色が見えてくるかもしれません。