安倍晋三元首相逝去2022年07月09日 06:25

安倍晋三元総理が銃で撃たれお亡くなりになりました。心よりご冥福をお祈りいたします。
犯行にいかなる背景があるとしても民主主義を蔑ろにするテロ行為には理を与える余地はありません。
日本共産党幹部会委員長の志位和夫氏の言葉を下に記します。政治思相的には相容れることはない両者ですけど、互いを尊重しながら接していた様子が伝わってきます。

=== ここから ===
民主主義を破壊するテロに断固抗議する
2022年7月8日 日本共産党幹部会委員長 志位和夫

一、安倍晋三元首相が、演説中に銃撃を受け、ご逝去されたことに、心からの哀悼の意を表します。回復を願っていただけに残念でなりません。
一、言論を暴力で封殺することは、民主主義を破壊する最も憎むべき行為であり、強い憤りをもって断固糾弾します。とりわけ、選挙中という民主主義にとってきわめて重要な時期に、卑劣な蛮行が起きたことは、絶対に許すことのできないことです。
 日本共産党は、言論の自由を暴力で封殺する、あらゆるテロ行為を許さない社会をつくるために力をつくすものです。
一、私は、安倍晋三氏とは、政治的立場を異にしておりましたが、同年に生まれ、当選も同期で、同時代を生きたものとして、そのご逝去は、とてもさみしく、悲しい思いです。重ねて深い哀悼の意を表するものです。
=== ここまで ===
民主主義を破壊するテロに断固抗議する│声明・談話・発言│日本共産党の政策│日本共産党中央委員会


留意しなければならないことがあります。
安倍氏狙撃というテロ行為についての論考は大事なイシューですが、そのことと安倍政権下で引き起こされた公文書改竄などの不法行為や従来の自民党政府解釈にすら反する安保法制などの違憲立法、そして森友・加計・桜問題、安倍氏本人による虚偽答弁などに関連する審判とは明確に峻別して取り扱わなければならないと考えます。

どういうわけか安倍氏狙撃事件の背景になっている宗教団体についてテレビや新聞など大手報道機関は国民の知る権利に応えようとしません。統一教会についてかなり突っ込んだ内容に触れているネットメディアとは対照的です。
統一教会については私はずいぶん前に浅見定雄さんの著書『偽預言者に心せよ!―日本人を考える』晩聲社(1989/10/1)を読んで学びました。ちょうど昭和から平成に時代が変わった時期で、東京モーターショーは激混みしていた頃です。
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志位和夫氏が声明で語っている「言論を暴力で封殺することは、民主主義を破壊する最も憎むべき行為であり、強い憤りをもって断固糾弾」するという考えに賛成します。

少し前に山崎雅弘さんと白井聡さんの最新の本を読み終えました。2冊とも言論を大切に扱っている温かみを感じる著書です。
山崎氏の本は、人権(=human rights=人間の諸権利)と民主主義について考えを巡らせるのに最良の本になりました。1948年に文部省が作り全国の中高生向けに配布された教科書『民主主義』の解説は“ヒント”になります。
また白井さんの本は、2012年から始まる第二次安倍政権を総括するのに優れた資料になりました。

書影『未完の敗戦 』
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書影『長期腐敗体制 』
長期腐敗体制 (角川新書) | 白井 聡 | Amazon

白井さんといえば、2022年6月20日(月)に大竹まことゴールデンラジオにゲスト出演されています。URLを記します。リンク切れしていましたら悪しからず。
【ゲスト:白井聡】2022年6月20日(月)大竹まこと 阿佐ヶ谷姉妹 白井聡【大竹メインディッシュ】【大竹まことゴールデンラジオ】 - YouTube