GR Garage 日進竹の山 美浜サーキット走行会 ― 2023年04月09日 22:00
GR Garage 日進竹の山が主催する美浜サーキット走行会に参加しました。
朝の1コマ目の走行前は路面清掃。上空には飛行機
・Date:2023/4/9
・Course:Full Course 4-Wheels(1,000m)
・Weather:Fine
・Track:Dry
・車両:Toyota 86 Racing
・タイヤ:(前)ミシュラン パイロットスポーツ4S 225/45R17
(後)ミシュラン パイロットスポーツ5 225/45R17
・ベストタイム:0'49.871
・松井孝允選手運転の同乗走行:0'49.403
松井孝允 オフィシャルウェブサイト
井口卓人オフィシャルブログ「人生楽しまないと」Powered by Ameba
各ゲストドライバーによるドライビング講座が午前と午後にそれぞれ行われます。
ドライビングポジションの解説をする井口選手
シートバックの傾きについての考察がありました。従来に比べいくらか寝せるように調整することで、これまで主に座面で受け取っていた上半身の体重をシートバック鉛直方向の摩擦力を利用し受け取るセッティングが現代的なものとして試行されているという話題です。
座面で受け取っていた体重のいくらかを傾斜させたシートバックに分配させるという考え方です。クルマの挙動を感じ取る身体部位として、臀部と大腿部に加え背部も活用するというイメージです。
このシートポジションのおかげで挙動がより捉えやすくなることがあるのでぜひ試してみましょうとの提案です。併せて、目線は上がり、より遠くに目配りできるメリットもあるとのことです。
タイヤの摩擦円について解説する松井選手
ステアリングホイールの操舵、ブレーキペダルの踏み方抜き方、アクセルペダルの踏み方の連携操作はとても重要。場所によってはアクセルの抜き方がポイントになってくる、と。
幸運なことに抽選で松井選手の同乗走行が当たりその操作を真横で体験することができました。まさに目指すべき理想とするドライビングでした。
午前2コマ目の走行枠で事故を起してしまった方がみえました。
フェニックスコーナー立ち上がりでの巻き込み
タイヤバリアを乗り越えヘアピンコーナーの方へ出てしまいました。ドライバーに怪我はなさそうです。
応急修理をするGR Garage 日進竹の山のメカニック
バンパーを外し、応急補修を施して、バンパーを設置して動作確認。
操舵、ウインカー、ヘッドライト、ホーンすべてOK。
自走で帰宅できたようです。
イベント最後は、ゲストドライバーおよびGR Garageのドライバーによる模擬レースがあります。
ビデオを回しました。フェニックスコーナーとバックストレートエンドをエキスパートはどんなライン取りで走るのか参考にしたかったからです。
フェニックスコーナー
バックストレートエンド
今回の走行会も得るものが多かったです。松井選手の同乗走行はその最大のものです。タイムだけ見ればもしかしたら手が届きそうに思われますが、まったくそんなことはありません。体験したドライビングは遥か遠くにあるものでした。
表現するのは難しいのですけど、速いだけでなくスムーズでクルマに優しいドライビングだと感じました。対して私は、勢いにまかせて無理やりタイムを出そうとしたドライビングで、きっとクルマの傷みは早いだろうなと思わせるものでした。
だからといってスムーズに走ろうとするとタイムは落ちてしまうのが現実ですから、エキスパートとの違いはどこにあるのかじっくり探求していくしかなさそうです。
さて、お昼ご飯です。
昨年9月に同じく「ダイニングキッチンコパン」の弁当です。
「ダイニングキッチンコパン」の弁当
左下のおかずが鯖の照り焼きになっているのが前回との違い
ご飯が美味しいとイベントの印象がぐっと良くなる、のは私だけか。
少し寒かった4月の週末。楽しい時間を過ごすことができました。