covid-19 感染症罹患 ― 味覚異常と嗅覚異常2023年06月25日 09:25

新型コロナウイルス(covid-19)感染症に罹ってしまいました。
自宅療養を経て現在は体調は回復し、やっとパソコンに向かえるようになりました。

いつもと変わらず仕事をしていると昼くらいに頭痛が現れてきたので、これはときどき起こる頭痛と考え痛み止めを飲み様子をみていました。1時間ほどで楽になってきたものの症状の消失までには至らずそのまま経過観察していると、徐々に喉の痛みが重なってきました。そして仕事が終わるころ、熱はないけど体のだるさが現れてきます。
風邪っぽいといえばそうですけど、直感的にいつもの風邪とは違うような気がしました。
晩ごはんを食べ早く寝ようと床に入るころから咳が出始め、体温を確認すると38.5℃を示し明らかに発熱状態になっていました。急激な日内変動です。
新型コロナウイルス抗原検査キットでチェックすると、想定はしていましたが陽性判定です。

CとTの両方にライン発現
発熱状態は3日間つづきました。アセトアミノフェンを服用すると一時的に熱は下がるけど時間が経つと再び上昇してきます。39℃の高熱が出たのは大人になってから初めてかもしれません。
咳は遷延しています。これは予想どおりです。咳止めは効いているのか不明です。声枯れも起こっているけど、こちらは日にちグスリで治すしかありません。
もしかしたら今回もっともやっかいだったのは味覚異常と嗅覚異常かもしれません。異常というより消失といった表現が正確です。
鼻閉はなく鼻汁は少しにも関わらず、何を食べても味は分からず、匂いはしないという状態になってしまいました。

完熟バナナと台湾産パイナップル
バナナを食べても美味しいとか不味いといった判断は寄せ付けないし、冷奴は醤油を掛けようがそのまま食べようが一緒というのは怖さを感じます。味覚消失というのはイメージしにくいですけど、歯を抜くときの麻酔処置の感覚が近いかもしれません。あるだろう感覚が無いのです。
幸いなことに少しずつ味覚は戻ってきてくれているので一安心です。

これまで深く意識することはなかったのですが、食料備蓄の大切さを身に沁みて理解する結果となりました。備蓄について教訓めいたことを一つだけ書かせていただくなら、品目をしっかり吟味してから揃えろ、ということです。つまり、高級缶詰はこういう時の備蓄にはまったく向いていない、ということです。


2023年(令和5年)6月後半、職場ではコロナ陽性患者に関わる処方せんは増加しています。アンテナを広く張って情報を得るのが良いです。
感染症関連のサイトのリンクを3つ貼ります。
新型コロナウイルス感染症について|厚生労働省
忽那賢志の記事一覧 - 個人 - Yahoo!ニュース
Dr.イワケンの「感染症のリアル」 | 医療・健康・介護のコラム | ヨミドクター(読売新聞)