高儀(タカギ)デジタルノギス購入 ― 大きい文字は見やすい!2023年11月05日 20:35

11月になり朝晩は寒くなってきました。仕事の上では、今年はインフルエンザの患者さんが多いのが昨年との違いになっています。感染に備えワクチンを接種して、状況をみながらケースバイケースでマスクをするのが良さそうです。
感染症関連の本で勉強になったものが2冊あります。

感染症の日本史 (文春新書) 磯田道史

歴史研究者の磯田氏が本格的に感染症を語ることは可能なのか、などと訝しみつつ手にしたのですけど、本を開いて数頁もいかずにそれは大変失礼な態度だったと気づきました。磯田氏が歴史研究に没入するきっかけの一つとなったのが感染症だったことをこの本で知りました。抑制の効いた文体は本書をより説得力のあるものにしています。


ワクチンを学び直す (光文社新書) 岩田健太郎

出版されたばかりの新しい本です。
mRNAワクチン、皮下注射、筋肉注射、細胞性免疫、液性免疫などの医学・生理学・生化学分野の専門的な事象を平易な言葉に置き換えて記しているこの本は「学び直す」には最適と思います。情緒を好み学びを忌避する人には向いていないかもしれません。


さて。
気温が下がってくるこれからは本格的な走行会シーズンになります。
点検・整備、消耗品の交換は早めにしておくと良いです。

エンドレス ブレーキパッド
【ENDLESS】 ブレーキパッド

ブレーキパッドの点検は欠かせません。減っていたら交換します。
説明書の注意事項を読むと・・・、

エンドレス ブレーキパッド取扱説明書1
スポーツ走行する際は、裏板を含めて残厚12mm以上を推奨し、10mmを下回ったら使用を控えるよう書かれています。

エンドレス ブレーキパッド取扱説明書2
フルードはDOT4以上が推奨です。
私は長くエンドレスRF-650を使用しています。

で、ブレーキパッドの残量測定です。
厚みを測定するにはノギスを使いますが、小さい目盛りを読み取るのがだんだん厳しくなってきました。薄暗くなってくると顕著です。
そんな折、ホームセンターのチラシにデジタルノギスが載っていたので買うことにしました。株式会社高儀のデジタルノギスです。

上:松井精密工業のアナログノギス
下:株式会社高儀のデジタルノギス
株式会社高儀(タカギ)

デジタルノギスの文字盤はとても見やすいです。瞬時に「15.7mm」が分かります。
ところで、その測定値は正確なのでしょうか。
松井精密工業のノギスと株式会社高儀のデジタルノギスとでは、値段の差は5倍以上あります。

ブレーキパッドの同じ部位を松井精密工業のアナログノギスで測定したのが下の写真です。
測定値:15.75mm

高儀のデジタルノギスは中国工場で製造されたものです。精度についてはまったく問題ないことが確認できました。
凹部位の深さを測定することは可能ですから、タイヤの残り溝の測定に使えます。内側・中央・外側の3点をパッ・パッ・パッと測れる簡便性はデジタルならではです。

高儀デジタルノギスの取説がウェブ公開されています。下のURLです。

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