コテンラジオで学ぶ日露戦争と第一次世界大戦2024年10月27日 05:00


東京都庁展望室からの夜景

関東大震災が発生した9月1日を前後してのことですが、東京都墨田区の都立横網町公園で執り行なわれる追悼行事に今年も小池百合子東京都知事が追悼文を送付しないにことに関する報道がされていました。
1974年の美濃部亮吉都知事以降つづいていた歴代知事が式典に追悼文を送るという行為は、小池知事就任翌年の2017年に途絶えたきり今日に至ります。

小池知事の追悼文送付拒否問題がメディアに上がっていたころ、愛知県図書館で北方領土返還要求愛知県民会議による「北方領土について学ぼう!」という企画展示が行われていました。



小池知事の振る舞いについてはこんな語りがあります。
追悼文をやめて何を得るのか By 小田嶋 隆:日経ビジネス電子版(2017年9月1日)
朝鮮人虐殺 大川署長の精神はいま 歴史の暗部を照らす存在:神奈川新聞(2022年12月28日)
「歴史戦」という欺瞞 - 内田樹の研究室(2023年9月25日)

領土問題が語られる際は、枕詞のように「△△は⚪︎⚪︎固有の領土」といったフレーズが登場し、それを根拠にした領土権の主張が繰り返されています。もちろん説得力は脆弱です。
前近代の居住状況を根拠として交渉することの危うさについては政府は承知しており、だがしかし、にもかかわらず、過度に単純化したこうした論理に今もって拘泥するのは、おそらく大衆向けの便利な方便になってくれているからだと思います。
北方領土問題とは 北方対策本部 - 内閣府

政治的主張を持ち出すと冷静さを欠いたヒートアップ状態になりがちです。そういったものにいまは興味ありません。

ここ最近知りたく思っているのは、朝鮮や中国の人びとに向けられる少なからずの否定的な言動は、いったいどのような経緯で醸成されていったのかという起源にまつわることと、領土とか国境といった概念はいつごろから発生し、それらは人々に何をもたらすことになったのかという素朴な問いかけです。

これら疑問に応えてくれたのは株式会社COTEN(https://coten.co.jp)が提供するコテンラジオでした。
COTEN RADIO | 歴史を面白く学ぶコテンラジオ | 株式会社COTEN

多少は世界史を知っているつもりでしたが、詳細を理解しようとすると私の予備知識はほとんど役に立たず、コテンラジオで一からの学びとなりました。
劇的に世界秩序が変わっていく歴史の転換点を理解するのはとても難しく、繰り返し何度も聴かなければなりませんでした。しかし、脳みそが汗をかくとでも言いましょうか、苦労と同時に達成感とある種の充実感を得ることができました。

日露戦争と第一次世界大戦、合わせて30話です。
発信者による歴史認識の強要や人物評価の断定は、歴史を学ぶ際には邪魔な雑音でしかありません。コテンラジオの基本的スタンスなのでしょう、解像度を高めて情報は提供するが、それらの歴史的文脈における解釈や評価には極力介入せず、受け手の知性に委ねるという態度をベースに話は構成されています。

YouTube サイトのURL を記します。
=== 日露戦争 ===
日露戦争 〜弱小国ニッポンが見出した勝利への布石〜【#261】
戦慄のアヘン戦争 〜ドラッグに揺れるアジア情勢とある幕末志士の開眼〜【#262】
新しいルールを作るのは誰だ!? 日本の近代国家化で広がる極東の亀裂【#263】
血で血を洗う抗争勃発!李氏朝鮮、近代化をめぐる派閥対立と周辺国の謀略【#264】
眠れる獅子を叩き起こせ!大陸進出を目論む日本軍のマッチポンプ大作戦 in 朝鮮半島【#265】
「もうやめて!とっくに清国のライフはゼロよ!」日清戦争で飛躍する日本に響く不協和音【#266】
ロシア帝国と明治政府 〜アジア各地に蒔かれた世界を揺るがす大戦の火種〜【#267】
義和団事件 〜フルボッコにされる清国を占領し続けるロシアが引いた開戦の引き金〜【#268】
うるしを塗れ!電柱を建てろ!がけっぷち日本軍のロシア対策徹底マニュアル【#269】
制海権を奪い取れ!日露戦争のキーポイント・旅順に鳴り響く開戦のファンファーレ【#270】
資金調達と広報 〜生き馬の目を抜く苛烈な国際交渉に身を投じた日本人の半生〜【#271】
要塞をぶっ潰せ!旅順総攻撃 〜名将 乃木希典を苦しめた悪条件のオンパレード〜【#272】
二〇三高地ヲ陥落セヨ!作戦変更に戸惑う戦線部隊と危機的状況に見る日本人のメンタリティー【#273】
傷だらけの奉天決戦 〜凍てつく大地でのアウェイ戦で活躍する秋山支隊の功績〜【#274】
「皇国の興廃、この一戦にあり。」日本海海戦で勝利を決定付けた東郷平八郎たちの英断【#275】
『戦争に勝つ』とは何か?日露戦争が後世に残したいくつもの物語【#276】

=== 日露戦争 ===
第一次世界大戦 〜なぜ世界は戦争を選んだのか〜【#160】
(前編)テクノロジーの進化が戦争を変えた!?第一次世界大戦・前日譚【#161】
(後編)テクノロジーの進化が戦争を変えた!?第一次世界大戦・前日譚【#162】
「国民」は作られたもの?国民国家モデル導入が生んだ世界の格差【#163】
ヨーロッパの諸葛亮!?ビスマルクの恐るべき外交センスと拮抗する世界【#164】
コミュニケーション不足で世界崩壊!? 三国同盟vs三国協商【#165】
世界大戦の火蓋は切られた!タンジール事件とボスニア危機【#166】
「ヨーロッパの火薬庫」が爆発!サライェボ事件で鳴り響く開戦の鼓笛【#167】
機関銃、有刺鉄線、毒ガス・・・。世界を揺るがす地獄の塹壕戦【#168】
膠着する東部戦線 〜追い詰められたドイツとヴィルヘルム2世の絶望〜【#169】
ついに決着!?戦局を変えたアメリカ参戦とロシア革命【#170】
ドイツ帝国の末路 〜休戦後も続く各国からの報復〜【#171】
(前編)各国における戦後の動乱 〜過ちを繰り返さない為に私達ができること〜【#172】
(後編)各国における戦後の動乱 〜過ちを繰り返さない為に私達ができること〜【#173】

第38回 GR Garage midress豊田 Circuit Meeting in KOTA2024年10月28日 06:55

2024年10月20日(日)、GR Garage midress豊田が主催する走行会に参加しました。会場は幸田サーキットyrp桐山です。

イベント開催のチラシ


今回は、山田英二選手、松井宏太選手、水野大選手、神谷裕幸選手(midress社員)の4名が講師として来場し、私たちのスキルアップの手伝いをしてくれました。
左から、山田選手、松井選手、水野選手、神谷選手


走行三昧のイベントには昼の弁当がついてきます。
昼の弁当
写っていませんがお茶とエビフライ用にソースが付いています。


【記録】
・フリー走行1枠目:0'53.242
・フリー走行2枠目:0'51.865
・フリー走行3枠目:0'51.384(ベストタイム)
・フリー走行4枠目:0'51.387
・タイムアタック:0'51.495

・Date:2024/10/20
・Course:基本コース・4輪スポーツ走行コース(1,085.416m)
・Weather:Fine
・Track:Dry
・Temperature:未測定
・車両:Toyota 86 Racing
・タイヤ:(前)MICHELIN PILOT SPORT 4S 225/45R17
       <内圧:230kpa>
     (後)MICHELIN PILOT SPORT 4S 225/45R17
       <内圧:230kpa>
・最高速度:130km/h(OBDⅡからの数値)


サーキットの入場ゲートを通過すると長い導入路になっており、それを下りていくと眼下にコースが見えてきます。元採石場をサーキットとして開発したため山を掘り込んだ場所にある独特の立地です。
幸田サーキットyrp桐山の「yrp」の文字は、運営母体である山本石産株式会社の英語表記「Yamamoto Rock Products Co., Ltd.」に由来します。

午前7時15分から受付開始


参加台数は32台です。それを4つのグループに分け、1枠15分のフリー走行を午前と午後それぞれ2回行い、最後に総括として各車1台ずつ1周のタイムアタックに挑むという内容でイベントは組まれています。
また、フリー走行がない時間帯を利用して、講師による同乗レッスンがすべての参加者に提供されます。


Dipperコーナー立ち上がり(カメラマンによる撮影サービス)


春にキョウセイドライバーランドで開催されたジムカーナ練習会に参加しました。そのときの練習課題の一つ「ブレーキ残し」、いわゆる「曲げるブレーキ」のことですが、これが実感として分からないまま秋になってしまいました。
大井貴之さんの動画
『ミニサーキット巡り @ 幸田サーキット - YouTube』
を観て、突っ込み過ぎは御法度だということは知識として入ってはいるものの、深く身についてしまったドライビングスタイルはなかなか変えられないことに溜め息が出る思いです。

休憩時間にそんな話をしていると、松井宏太選手にちょうど空いている時間帯があったため、急きょ追加サービスで曲げるブレーキを教えてもらえることになりました。
助手席に座り、説明を聞きつつ、足元を見て、ステアリング操作を見て、コーナーごとにピッチング・ローリング・ヨーイングを感じ取ることに集中しました。
「分かりましたか?」との問いかけに、「う〜ん、よく分からないです。」と答えると、「じゃあもうちょっとやってみますね」と繰り返し披露してくれました。

初期制動に関しては私の走りとあまり違わないような気がしましたが、ブレーキリリースから操舵につながっていく一連の流れについては大きな隔たりを感じました。

最後の走行枠の15分間はそれだけに意識を注ぎ走ってみたところ、2回ほど今までにないコーナーリングができました。現時点ではUFOキャッチャーでぬいぐるみをゲットするくらいの歩留まりの悪さですけど、ヒット率が上がってくれれば、ドライビングは一層楽しくなると思います。

プロドライバーによる曲げるブレーキは想像していたより繊細といった印象です。
感覚的なものなので言語化するのは難しいのですが、たとえば、習字で半紙に「し」の字を書くときの筆使いをイメージすると伝わるでしょうか。書き出しは一定の力を保ちながら筆を縦に動かし、そして徐々に力を抜きながらハネに導いていきます。
私のドライビングはボールペンで書いているような抑揚の乏しいものでした。一方、プロのドライビングは多彩な表現力を備えた筆で書かれた見事な書といった具合です。

中国の著名な書道家の動画があります。理解の一助になれば幸いです。