「売名? どうだっていい」 by 杉良太郎2024年01月23日 21:20

先日図書館に行ったら、入り口近くの目立つところに、起業を考えている人たちを支援するための資料コーナーができていました。
集められた資料の一つに、『売上アップにつながる写真の撮り方ガイド 飲食店編』なる冊子がありました。発行は日本政策金融公庫です。
下のURLに冊子の電子版が掲載されています。

この冊子の主旨は4ページの「はじめに」に宣言されています。
  “本冊子でお伝えするのは「キレイな写真の撮り方」ではなく、
  「売上アップにつながる写真の撮り方」です。”

身も蓋も無いといえばそれまでですが、それは置いときます。
私が一番感心したのは15ページと16ページにある考察です。
  “下記の調査結果から「自分が食べている風景を想像できる
  写真」を見たとき、人は「美味しそう!」と感じる傾向があ
  るとわかります。”

なるほど。 了解です!
挑戦してみました。場所は生協にテナントで入っている中国料理店です。本場仕込みの料理人が腕によりをかけて作った五目ラーメンです。

作例1
これは悪い例です。
食事シーンを想起させる要素が一つもないからです。そもそも鍵となる箸が写っていません。
練り直して撮影したのが作例2です。

作例2
箸と麺、氷水が入ったピッチャー、会計伝票、そして向かい側にいる友人を写し込むことで一層その場で食べているイメージを膨らませてみました。
この写真から受けるイメージと実際の食味は寸分違わない、と自信を持って言えます。まるでその場に自分がいるかのような現場感覚がダイレクトに伝わってくるはずです。ま、この写真が集客数向上に結びつくかどうかは微妙ですが。


食べ物といえば、杉良太郎さんです。
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