降伏文書調印式が行われたのは戦艦ミズーリの艦上2025年09月02日 22:25

戦艦ミズーリ記念館(https://ussmissouri.org)は米国ハワイ州にあります。
この記念館の公式ウェブサイトには日本語のページがあります。
9月2日についての記述です。
=== ここから ===
降伏文書調印式
1945年9月2日、第二次世界大戦はついに終結しました。その舞台となったのは、戦艦ミズーリでした。歴史上最も多くの被害と戦死者を出した戦争は、このわずか23分間の式によって終結したのです。
  (後略)
=== ここまで ===
降伏文書調印式
上のリンクに埋め込まれているYouTube 動画がこれです。
Japanese Sign Final Surrender - 1945 - YouTube

8月15日を終戦の日とするのは日本の中に限っての捉え方かもしれません。世界史的には、むしろ降伏文書調印式が行われた9月2日を第二次世界大戦終結の日と認識するのが一般のようです。
終戦にまつわる報道は幼いころから何度も見聞きしてきましたが、圧倒的に8月15日のものが多いことに気づきます。
玉音放送が流れた8月15日の映像は、涙する国民の姿に情緒は揺さぶられ、場合によってはある種の慰めの念を投影することが可能となります。
対して9月2日の映像は、艦上広く取り囲む米兵たちが見つめる中、表情なく降伏文書へ署名するという構図になっており、悲哀に満ち日本の敗戦を決定的なものとして伝えてきます。
それぞれが見る者に与える印象はずいぶん違うものがあります。8月15日の映像からは終戦を迎えた日の光景を窺い知ることができます。一方、9月2日の映像からは戦勝国と戦敗国との露骨なまでの対比を前に日本の敗戦が強く印象づけられます。
とはいえ、80年もの長い時間が過ぎ、わだかまりを持つこなくどちらの映像に対しても皆がニュートラルな心持ちで観れるようになって・・・、いないような気がします。


ところで。
コテンラジオのペリーの回では、降伏文書調印式での設(しつら)えについての解説を聞くことができます。
GOOD BYE 軍隊!ペリーに残された任務 〜記録が語るニッポンの夜明け〜【59-8 COTEN RADIOショート ペリー来航編8】 - YouTube

高橋和夫先生は、真珠湾攻撃当時の日本の指導層やワシントン日本大使館の方々の仕事ぶりについて振り返っておられます。
#69 真珠湾攻撃が不必要だった理由 - YouTube

また、コテンラジのオ第一次世界大戦の回を聴くと、参戦に対するアメリカのスタンスが見えてきます。
ついに決着!?戦局を変えたアメリカ参戦とロシア革命【COTEN RADIO #170】 - YouTube

知らないことばかりです。

中部電力奥矢作第一発電所構内トンネルの中は20℃2025年09月07日 22:25

お酒を切らせてしまったためドライブ兼ねて三河山間部にある関谷醸造 吟醸工房に買いに行ってきました。駐車場に着くとなにやらイベントが催されているようでした。
「のむ!たべる!まなぶ!いなぶ!!」開催のお知らせ|関谷醸造株式会社

少しだけ覗いてきました。

展示車は三枝聖弥選手が乗っていたもの


中部電力奥矢作第一発電所構内トンネル出入り口



構内温度は20℃
普段は柵で閉鎖され入ることはできません。なので貴重な体験です。
トンネル内は低温多湿といった感じでした。