RC213V-Sの走りを見た! (但し動画)2016年01月19日 09:00

株式会社クシタニ(KUSHITANI CO.,LTD.)といえば、バイク用レザースーツのトップメーカーとして広く世界にユーザーを持つ存在です。その歴史は1947年に静岡県浜松市で革製品製造販売店として第一歩を踏み出したところから始まり、半世紀以上が経った現在まで続きます。

 同社のバイクブーツを使っています。丈夫で良くできています。
真夏の猛暑や梅雨時の雨をふくめほぼ毎日使っているにもかかわらず、皮本体はしっかり機能してくれます。ただ、ゴムでできているソール(靴底)は経年変化で硬化してしまい足を着いたときにズルっとすることがありました。お店に持っていくと、「ソールを替えればまだ使えますよ」と説明を受け工場へ送ることとなりました。戻ってきたブーツは丁寧に補修がなされ気持ちよくライディングができるようになりました。こうしたアフターフォローは助かります。
バイク用品|KUSHITANI JAPAN


クシタニ名古屋東店でセールがありました。
SALE!!SALE!!SALE!!:KUSHITANI名東店 | KUSHITANI 名東店

洒落たバイクジャケットがお値打ち価格で出てました。以前から欲しいと思っていただけに良い買い物ができました。

買い物のあとは隣の喫茶店でコーヒーを楽しみます。
cofferivermet

机に「どうぞご自由にお持ちください」と記された籠があり中にYoung Machine の付録DVDを見つけました。

Young Machine 2015年12月号 特別付録 - 究極マシンWアタック

丸山浩氏によるHONDA RC213V-Sのインプレッションが収録されています。
MotoGPマシンの精度を体験することができるといったコメントがこのバイクの存在価値を語っています。

BS11『MOTORISE』Vol-119「バイクの社会!パート1」(1月6日放送)では中野真矢氏が同マシンのインプレッションをしています。
エンターテイメント 大人のバイク時間 MOTORISE | BS11

“まさにMotoGPマシンですよ”と述べる中野氏はRC213V-Sの軽さについて触れ、現在のスポーツバイクとの違いを語っています。同感です。
現在の私の愛車はHONDA CBR954RR(2002年式)で軽さの点ではRC213V-Sに負けていません。

・HONDA RC213V-Sは170kg(乾燥重量)
・HONDA CBR954RRは168kg(乾燥重量)

CBR954の前に乗っていたのはSUZUKI GSX-R1100(1991年式)でしたから、軽さから得る恩恵はひときわ強いものがあります。

SUZUKI GSX-R1100(1991年式)
乾燥重量は226kgです。

CBR954RRに乗り換え58kgの重量減を体験することになるのですがその衝撃は凄まじいと表現できるほどでした。

わりと強い横風のなか高速道路を走ることがありました。タンクに伏せようが何をしようが横風が当たるとバイクごと飛ばされるように車線が動いてしまいまともに走れず困ってしまいました。GSX-R1100ならもう少し穏やかに動くからこんな怖い思いをすることなく、・・・。
主旨が変です。違います。
たとえば制動性能です。同じ100km/hで走っていたとして、そこから一気に速度を落とすような操作を軽量マシンでしてみると、無理なく減速していることが分かります。雨中の制動ではそれが安全マージンとなり気分的に楽なライディングにつながってくれます。物理学のはじめに習った運動エネルギーの公式が頭に浮かぶ瞬間です。

宝くじが当たらないかぎりRC213V-Sは購入候補になりません。
多少の妥協は織り込み済みで、そのフィーリングをかなりのところで体験できるようなマシンが、手の届きそうな価格で出てきてほしいものです。

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