BMW M3B から TOYOTA 86 Racing へ2018年09月04日 15:00

クルマを買い替えました。車歴を少しだけ。

M3Bの前はシビックRに乗っていました。
23万キロを超えるまで乗っていたシビックR(EK9)はスポーツ走行入門用として活躍してくれました。ハードな走行を繰り返した割には故障することがなく感心するほどの丈夫さです。
CIVIC TYPE R 1997.8
このクルマでは都合さえ付けばサーキット走行にいっていました。

シビック タイプR(1997年式)
雨のサーキットでは、スピードを抑えて走っている他の人たちを横目にがんがんアクセルを踏んだばかりに土手に乗り上げフロントバンパーを壊したことがありました。ハイドロプレーニング現象です。
分かってなかったのですね。

残念なことに年数が経つにつれホンダからの部品供給が脆弱になっている状況を知り、見切りをつけ手放すことします。


長くFF車に乗っているうちに他の駆動方式へ興味が向かいます。
自然な流れでFR車が候補になります。
FRなら一度はBMW。BMWなら6気筒。
中古のM3Bを入手します。

BMW M3B(1994年式)

普通に街乗りする分には不具合はなかったものの、サーキットでスポーツ走行をはじめると様々なトラブルが現れてきます。モグラ叩きゲームのようで、その度にショップで直してもらっていました。

このクルマではアクセルワークで姿勢調整する練習を重ねました。
たとえば鈴鹿のS字や逆バンクでリヤが流れるとき、シビックですとアクセルを少し踏んでフロントを引っ張らせるような意識で滑りを収束させていました。わりとシンプルなドライビングです。
同じような姿勢になったとき、これがM3Bだとスロットルを軽く開けるまでは変わらないけど、アクセル操作で後ろ側に荷重を移動させその重さでリヤタイヤのグリップ力を増やしてスライドを収めるといった風に、前から後への荷重変化を意識したドライビングを心掛けました。
クラッシュの心配が少ないジムカーナ練習会では、この先さらに踏み込んでスピンしたりカウンターを当てたりといったFRならではの挙動にトライしました。素性のよいM3Bの特性はドライビングの楽しさと奥深さを教えてくれます。

チャオ御岳スノーリゾートでのスノードライブ練習会

M3Bのドライビングで最高に楽しかったのはスキー場駐車場を占有して行ったスノードライブ練習会です。競技志向の強い方たちが参加者のほとんどで、滑りやすい路面をメリハリの効いた操作でマシンコントロールしているのを見て、自分のドライビング技術の位置付けを理解したものです。
ノリさんや貴元君(まだラリー参戦前)の運転を助手席で経験したときは、驚きといいましょうか、衝撃といいましょうか、近づけない領域を感じました。
思い出しました。
スピードを上げて走っている他の人たちを真似してがんがんアクセルを踏んだばかりに、今度は雪に乗り上げフロントバンパーとフォグランプを壊していました。今から思えば『急のつく操作』が原因です。
分かってなかったのですね。

負担をかけた走行が災いしたのか、駆動系をまた壊してしまいます。
補修部品を探してもらったものの中古をふくめ入手できない状態がつづいています。修理の目処が立たないのでは仕方ありません。
平成最後のこの夏、M3Bを手放すことにしました。


そして、これからの愛車として選んだのが TOYOTA 86 です。

TOYOTA 86  Racing(2018年式)
トヨタ 86“Racing” | トヨタ自動車WEBサイト

慣らし中に伝わってきたのはこのクルマが備えている素性の良さです。
しかし速く走らせるのはけっこう難しいかもしれません。
ポテンシャルを発揮させられるかは乗り手次第。
想像以上に『いいクルマ』、です。

鮎料理2018年09月11日 23:30

法事がありまして親戚縁者が集合。

東北関東勢は新幹線で

道民勢は飛行機にて
地震の影響で来れないと思ってたけど、出発当日にほぼ復旧。
本当によかった!


法要は無事終了。
翌日都合のつく面々はみんなで食事に行くことに。
せっかくなので、ちょっと遠出して香嵐渓「一の谷」にドライブ。



「鮎定食の、この“巴”というやつをお願いします」


口取り

鮎酢の物とぜんまい

そば

稚鮎フライ

鮎刺し


鮎塩焼

鮎魚田

鮎生姜焼

鮎飯、吸物、漬物

甘酒プリン

鮎三昧おしまい。
1年分の鮎を一気に食べた感じ。

遠路おつかれさまでした。

名残と走り2018年09月23日 16:15

かつて経験したことのない猛暑は去り、朝晩はひんやりとした風が吹くようになりました。山の方へ走りにいくと枯れ草や落ち葉を焼いている光景を目にします。日が傾いた夕刻の田舎道、草木の焼ける匂いが秋の気配を伝えてきます。


庭に咲いた彼岸花



久しぶりに師崎方面へ魚を買いに行ってきました。師崎漁港朝市と魚太郎本店です。


ちりめん(3袋1,080円)


焼海苔(1袋250円)


鯖の干物(4匹1,000円)


カマスの干物(14匹1,500円)

ラップで包み冷凍保存すると便利


サザエ(7個500円)
赤羽商店の方に今年のアサリについて尋ねてみました。
返答は、昨年同様に近場は獲れていないとのことです。


真鯛(2匹400円)
塩焼きにちょうど良い大きさ。
売り場の方に、自分でさばくからそのままでいいですよ、と言ったら、変に感謝されてしまいました。自分でやるから面白いのです。



小アジ(76匹600円)
お目当はコレ。アジの南蛮漬けを作ります。

風干しして水分を飛ばす
手開きでエラと内臓を取り、塩水をくぐらせ、真水で洗い、ザルに上げ3時間くらい風干しします。
手間をかける理由は食感を良くするためです。身が締まります。


熟す前のレモンが庭にありました
いつもは米酢だけですが、走りのレモンを輪切りにして風味付けとして南蛮タレに加えてみました。
これは正解、暑さで消耗ぎみだった体をすっきりさせてくれます。

刻んだ玉ねぎ、ピーマン、人参を入れて漬ける
このサイズの小アジは名残惜しいけど今年はこれが最後かな。
市場の店先は少しずつ秋の魚に変わっていきます。

栗の渋皮煮2018年09月30日 08:15

栗の渋皮煮を作るのは秋の恒例です。


平成30年の出来栄え


暑さが去り楽しくバイクライディングができる季節になりました。栗を求めて山方面へ行ってきました。奥三河の新城です。
農協の直売所にはネットに入った栗が並んでいます。大きめを探すのですけど、昨年のようなずっしりしたものはありませんでした。

1ネット約1kg、43個入って1000円です。2ネット購入します。
平均で1個23gていどです。35g以上を望んでいたのですがそのサイズは3個だけでした。


渋皮に傷をつけないよう指先に意識を集中しつつ鬼皮を剥いていくのは地味で根気のいる作業です。
1年ぶりにやってみると思ったように指が動いてくれません。どうしても小さな傷をつけてしまいます。それがしばらくすると段々とコツを取り戻し面白くなってきます。2時間くらいでしょうか、静かにした台所で包丁を握っていました。

今回の出来栄えはまずまずでした。期待したようには栗の風味が立ち上がらず納得する仕上がりに至っていません。良い栗が手に入ったらもう一度挑戦してみたいです。