自動車の型式指定 ー『マガジンX』2024年8月号より ― 2024年06月28日 12:33
雑誌『ニューモデルマガジンX(https://www.mag-x.com)』の定期連載ページ<ざ・総括。>は、最新2024年8月号で自動車の型式認証不正問題を取り上げています。
「型式認証不正は何が問題なのだろうか?」(『マガジンX』2024年8月号<ざ・総括。>)
論評のイントロダクションにはこう記されています。
『不正があった試験の多くは国際基準に沿ったものであり、その試験を行なっていなかったという点では認証の意義そのものが冒涜される重大な不正と言える。「より厳しい試験のほうが良いと判断した」などとは言えない状況にある。』
冒涜という単語が出てきました。疎(おろそ)かにする、あるいは、蔑(ないがし)ろにするといった言葉より一段と厳しい表現です。
記事は、問題の中心軸が判然としない一般の人に向けて書かれています。4ページの誌面を使い、自動車メーカーによる一連の不正について、日本の認証制度に違反しているのと同時に国際的な認証制度として設置されているUN-ECEの「R基準」にも違反していることの2点が問題となっていることが解説されています。
<ざ・総括。>の評価メンバーはなぜそれを危険なことと捉えているのか、精読してクリアになりました。
果たして、自動車基準調和世界フォーラム(WP29)で決まった国際統一基準に則した試験をやっていないことが判明した状態で、WP29参加国における認証が今まで同様継続して有効とされるものなのでしょうか。うやむやのままお目溢ししてもらえるような事案ではないと思いますが。
WP.29 - Introduction
報道発表資料:世界初、国際的な車両認証制度(IWVTA)に基づく認定証を発行 - 国土交通省
2019年(令和元年)12月20日