カフェレストラディッシュ ― 唐揚げの味付けについて2016年04月13日 06:50

 
藤村さんの本拠地である愛知県新城市の邸宅へお邪魔しました。片付けを進めるためです。
2016年2月に東名高速道路が延長され新城へのアクセスが改善されました。
新東名高速道路 豊田東JCT~浜松いなさJCT

開通前は豊川インターから新城まで国道を上がっていくのが一般的でけっこうな時間が必要だったのに加え、名古屋方面への帰りは岡崎付近での渋滞が恒常的になっており、奥三河の新城を遠く感じさせる要因になっていました。
高速道路でずいぶん雰囲気は変わるものです。インターチェンジ近くにある「道の駅 もっくる新城」はとても賑わっていました。
道の駅 もっくる新城

道の駅 もっくる新城近くの交差点


藤村邸は桜が満開でした。名古屋市内にくらべ一週間ほど桜の開花は遅いようです。この桜は忠寿さんが幼少のころに植えました。植えたあと40年以上ほぼ放置状態だったようで少々大きくなりすぎです。樹型をどのように整えるかが課題です。

新城藤村邸の桜


庭に植えたキウイフルーツは順調に育っています。頑丈な棚をしつらえたので後々は大量の収穫が見込めるはずです。

キウイフルーツ

キウイは以前から植えられていました。雌株と雄株それぞれの植えていたとのことでしたが1本しか見つかりません。そして誘導する棚を作っていなかったため隣の柿の木に枝がグルグルに巻き付いていて、初めて見たときはそれがキウイとは分からない状態でした。

ブルーベリーをどこかに植えてあると母ちゃんは仰っていましたが、生えているのは雑草だけでそれらしい物はありません。
聞くと施肥や水やりはしていないとのことでした。多くの水を要求するのがブルーベリーですから、真夏の炎天下で放置していれば枯れてしまいます。毎日の水管理ができない環境で育てるのは難しいようです。


久しぶりに母ちゃんにお会いしました。達者という言葉が似合う相変わらずの勢いを持つ小さな巨人のような人です。

新城藤村邸での母ちゃん

邸宅を片付けてどうでしょうファンが集える場を作ります。
鶴舞のラディッシュがそうであったように、数々のどうでしょうグッズを並べ訪れた人はそれを手にしながら歓談できるスペースを構想しています。
見るだけでなく季節に応じて何か面白いことはできないかと模索しています。畑があるので菜園を展開することができます。春にサツマイモの苗を植え育てていき、秋の収穫の際は蒸し器を用意して鬼饅頭を蒸し上げ、ちょっとした収穫祭をやるなんてのは楽しそうです。
納屋には石臼がしまってあります。餅つきが思いつきます。近所で取れたよもぎでよもぎ餅を作ったり、あんころ餅などが可能です。もちろん餡は母ちゃんにお願いします。


ところで。
炊飯器を持参し昼にユーコン川のグレーリング飯を再現してみました。食べるのは、・・・、一度でいいかな。

グレーリング飯


昼メシで唐揚げを作っていただきました。ラディッシュの唐揚げは好きなおかずの一つです。
分量の決めごとはなく感覚で調味していることは知っていました。レシピを聞いても以前は何を入れているのか教えてくれることはなかったのですが先日は、こんな風にやっているよ、と話してくれました。

概略はこうです。
ランチメニューとして喫茶店で提供するにはニンニクは入れたくない。しかし味はしっかりしたものを付ける必要はある。
ベースは醤油です。砂糖と味醂が入っています。つけダレを準備する際いったん鍋で火を通します。味醂を煮きってしまう感覚でしょうか。
ニンニクの替わりに香味のアクセントになっているのはタマネギです。タマネギはすりおろしています。リンゴのすりおろしが入っています。卵を入れ鶏肉を一晩マリネして味をしみ込ませます。

タッパ容器でマリネ

揚げるときに片栗粉をまぶします。小麦粉は使いません。

ラディッシュの唐揚げ

新品の油を使って揚げたのが上の写真です。揚げ色が濃い理由がやっと分かりました。
二度揚げはしていません。母ちゃんは「二度揚げ風」と仰っていましたが、肉を箸でつまみ上げ空気に触れさせながら揚げるのがラディッシュ流だそうです。
昨年10月のブログに載せた写真のように厨房内は狭いため
スペース的に二度揚げは難しいからだそうです。

ちなみに私は山本麗子さんのレシピで作っています。
五香粉(ウーシャンフェン)の風味が病み付きになる美味しさです。
から揚げレシピ 講師は山本 麗子さん

それはともかく、いつになったら片付けが終るのでしょう。

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