Central Rally Aichi/Gifu 2019 ラリーガイド1がダウンロードできます ― 2019年09月08日 14:50
趣味としてクルマでサーキットのスポーツ走行を楽しもうとする場合、なによりも安全を考えて装備面で十分用意しておく必要があります。
危険をともなう遊びですからヘルメット、グローブ、シューズ、レーシングスーツ、HANSといった身につけるものをはじめ、レーシングスピードで走行しても支障のないよう車両を準備しておく必要があります。
いまはトヨタ 86 Racingに乗っています。
86 Racing | TRD
トヨタ 86 | カスタマイズカー | 86“Racing” | トヨタ自動車WEBサイト
このクルマを所有してみて分かったのですけど、シート、ホイール、ブレーキパッド交換は前提になるものの、ベース車両に据えるにはとても具合が良いことに気づきます。
乗り降りの煩わしさはあるけど万が一を考えるとロールケージは非常に心強い装備ですし、運転席側には4カ所ハーネス固定用のアイボルト初めからが取り付けられているのは理にかなっています。4点式ハーネスは付属しているので買わなくて良いのは助かります。熱対策として空冷式オイルクーラーが搭載されているのはスポーツ走行時の大きな安心材料になります。
ロールケージについては不便さを受け入れる寛容さを持つ方なら、用途を割り切ったその潔さは説得力のある特別感として所有する満足度を上げる装備になることでしょう。助手席からは文句言われますが。
86 RacingにはTRDからの説明書が備わっています。
読み進めていくと「エンジン封印について」の項目があります。
このあたりはワンメイクレースベース車両ならでわの解説です。
取扱説明書「エンジン封印について」
車両右側からエンジンルームを見る
そのまま体を乗り出して上から見る
近寄って見ると封印が分かります
こういうクルマを購入したとはいえ、私自身自動車競技に出る予定は今のところありません。だけど競技会場に広がる独特の緊張した空気感は好きで、都合がつけばしばしば見物に行ってます。
ここ最近の自動車競技関連で一番の話題は、この秋開催が決まっているCentral Rally Aichi/Gifu 2019と言えましょうか。
2020年WRC日本戦開催に向けて2019年11月7日(木)〜10日(日)に開催されるテストイベントです。
【競技会名称】Central Rally Aichi / Gifu 2019 セントラルラリー愛知・岐阜2019
【競技の格式】FIA公認 国際格式 FIA公認番号 1.00043360
JAF公認 国内格式 JAF公認番号 ──
【開催日時】2019年11月7日(木)〜10日(日)
【競技種目】スペシャルステージラリー
【SSコース概要】舗装路(ターマック)
【SS総距離・本数】SS総距離 約140km/SS本数 14本(予定)
【運営】Rally Japan運営事務局(株式会社サンズ内)
【主催】JAF公認クラブ マツダスポーツカークラブ(MSCC)
JAF公認クラブ トヨタ・モータースポーツ・クラブ(TMSC)
JAF加盟団体 特定非営利活動法人 MOSCO
JAF加盟団体 株式会社サンズ
【共催】愛知県、岡崎市、恵那市
ラリーガイドがpdfファイルでアップロードされています。
Central Rally Aichi/Gifu 2019 ラリーガイド1
5から7ページを読むとこのイベントの主旨や位置付けがわかります。
メイン会場になる愛・地球博記念公園(通称:モリコロパーク。旧愛知青少年公園)と岡崎中央総合公園の2カ所は観戦可能なスーパーSSが予定されています。
38ページにルートマップ(暫定)が掲載されています。
かつてバイクで走ったことのある場所がいくつかありましたが、けっこう厳しかった印象があります。ラリーマシンはどんな走りをするのか早く見てみたいものです。