後藤正文と坂本龍一2024年04月21日 08:40

内田樹さんが編者となってまとめ上げたアンソロジーの1冊、
『撤退論――歴史のパラダイム転換にむけて〈犀の教室〉』を2年ぶりに読み返してみました。この本を最初に読んだ2022年の春は、まだ新型コロナの話題が日常になっている頃で、外国人ツーリストが大勢来日している昨今とはまったく異なる景色が広がっていました。


後藤正文さんは寄稿者の1人です。当時は、挑発的で鼻につくような彼の書き方が気に入らず嫌な印象を持ちそれきりだったのですが、いま読んでみると、親しみにあふれ朗らかな未来を創造させるメッセージを感じ取ることができました。読解力が足りなかったのでしょう。
しかし風変わりな本です。
編者の内田樹さんのブログにまえがきが載っていますのでリンクを記します。
『撤退論』まえがき - 内田樹の研究室


後藤正文さんは神宮外苑について発信をしておられます。
朝日新聞デジタル『後藤正文の朝からロック』の2023年5月3日のに文章を残しています。
先人からの贈り物への返礼
坂本龍一さんと同じ景色を見ているのですね。
坂本龍一と神宮外苑を心配する - jingugaien.jp


先日、後藤正文さんアルバム「Recent Report I」を発表しました。
ご本人自らがこのアルバムの制作について語ったものをネットで聴くことができます。
【後藤正文】アルバム「Recent Report I」 | TOPPAN INNOVATION WORLD ERA | SPINEAR (スピナー)

「Recent Report I」について、岡村詩野さんによるインタビュー記事があります。
「教授とは社会を見るまなざし、文化を見るまなざしでつながることができた」後藤正文が語る、社会に生きる人間としての自分と坂本龍一 | TURN(2024年4月16日)

ピーター・バラカンさんのラジオ番組『Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM』にオノセイゲンさんがゲストに来た回があります。ここでは坂本龍一さんについて『戦場のメリークリスマス』を含めより深い話を聴くことができます。
オノセイゲンさん_Tokyo Midtown presents The Lifestyle MUSEUM_vol.831

ちょっとしんみりしてしまったかもしれません。パーっと行きましょうか。
【シンクロムービー】8時だョ!全員集合 (ドリフ × インド映画)

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