内田樹氏のブログから ― 生前退位について ― 2016年09月11日 10:20
内田樹さんは9月10日(土)のブログで天皇の生前退位について述べています。文章のはじめと結びを引用します。
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参院選挙で改憲勢力が3分の2の議席を獲得し、改憲の動きが出てきたタイミングで、天皇の「生前退位」の意向が示されました。時期的に見て、それなりの政治的配慮があったはずです。8日に放映された「お言葉」をよく読み返すと、さらにその感が深まります。
海外メディアは今回の「お言葉」について、「安倍首相に改憲を思いとどまるようにとのシグナルを送った」という解釈を報じています。私もそれが「お言葉」についての常識的な解釈だと思います。
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いずれにせよ、全面改憲の最後のハードルになるのは野党ではなく、天皇とホワイトハウスでしょう。日本が民主主義の主権国家ではなく、君主制を持つ米国の属国であるという現実が、そのとき露呈されるわけです。
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生前退位について (内田樹の研究室)
近現代史を勉強するのは非常に面白いです。
日本の首相ですと吉田茂の本を繰り返し読んでいた時期がありました。最近は大平正芳の業績を辿っています。
大平といえば「あーうー」しか覚えておらず、「環太平洋連帯構想」といった発想については、恥ずかしながら何も知らないままでした。