桜の定点観察 ― 4月1日2016年04月01日 22:10

桜の定点観察二日目。

4月1日(金)朝の枝振り

昨日の写真と比べると確かに成長していることが分かります。
天候は曇り。

桜の定点観察 ― 4月2日2016年04月02日 08:15

桜の定点観察三日目。

4月2日(土)毎朝ほぼ同時刻にシャッターを切っています

左下につぼみが開花しそうです。アップで見たのが下の写真です。


木から離れて樹全体をみると八分咲きといった様子で花見をするなら今がベストという状態です。観察している枝はやけに開花が遅いことに気付きました。
カメラを構えたとき具合よく目の高さにあった枝を定点観察することにしました。ほかの枝は高いところにあり踏み台がないと撮影しにくいからです。
枝を幹の方へ辿ってみます。下の写真がそれです。朽ちて痛んでいるのが判りました。開花が遅いのはそれが理由なのでしょうか。


左に伸びている枝の先を定点観察しています。

桜の定点観察 ― 4月3日2016年04月03日 09:25

桜の定点観察四日目。

4月3日(日) 天気は曇り
画面左のつぼみは開花しました。

昨日はまだ閉じていたのに24時間後には見事に開花しています。
このアップ写真はPENTAX Optio WG-2 GPSで撮影しました。

自動露出でシャッターを押したところ少しアンダーになってしまいました。液晶画面で確認したときは具合よく撮れているように感じたのでOKとしましたが、+0.5EV程度補正して撮影すると白が飛ばずに鮮やな仕上がりになったかもしれません。

これは+0.7EV補正しています。

桜の定点観察 ― 4月4日2016年04月04日 21:10

桜の定点観察五日目。
雨天
大きくなった葉の重さに雨の重みが加わり枝は下がってきました。


ほかの枝はすでに散り始めています。
もしかしたら観察しているこの枝はこれで終ってしまう可能性がなきにしもあらずです。
上の写真の左奥の花びらのアップが下の写真です。


桜の定点観察 ― 4月5日2016年04月05日 21:45

桜の定点観察六日目。
葉は大きくなっているものの、花が咲く気配はありません。


左奥の花は綺麗に咲いています。
下の写真がそのアップです。



枝の先端部はこんな具合です。

観察している樹は大島桜です。瑞々しい葉と白っぽい花を同時に楽しめるのが特徴です。大島桜は日本固有種で染井吉野の祖先の一つとされています。
花には馴染みが少ない人でも葉に触れる機会はあるはずです。桜餅を包んでいる桜の葉の塩漬けの多くはこの大島桜の葉が使われているからです。
和菓子屋の老松は京都にあります。
京都の和菓子 老松
当主の太田達(おおたとおる)さんはNHKきょうの料理で桜餅の作り方を披露していました。
桜餅レシピ 講師は太田 達さん
桜餅の葉は食べるのかどうかという話しになって、食べないほうが良いとなったわけですけど、葉を一緒に食べると餅の滑らかな食感が損なわれてしまうからというのがその理由です。
餅を葉っぱで包む菓子を辿っていくと椿餅に当たります。
紫式部と椿餅 | とらやの和菓子|株式会社 虎屋
さすがに椿の葉は口にすることはないとして、餅を葉で包むこと自体には宗教的意味合いがあったと考えられそうです。

桜の定点観察 ― 4月6日2016年04月06日 22:30

桜の定点観察七日目。
残念ながら観察中の枝は開花しないようです。ほかの枝ぶりと比較すると判ります。
定点観察は今回で一区切りとします。




見上げた枝にはこのようにぎっしりと咲いています。
蝉の脱皮を観察するがごとく、刻一刻と変化する様相を記録できると考えていただけに物足りない結末になってしまいました。
とはいえ、観察が終ったとは考えていません。
下の写真は新聞紙をふつうに撮ったものです。私の持っているカメラは近接撮影に対応しており、約1cmまで近寄ることが可能です。


上の新聞の真ん中あたりを1cmの近接撮影したものが下の写真です。


安保法施行反対の「反対」という文字です。
「反対」という字の大きさを物差しで測ってみると幅は3mmでした。

この接写機能を用いて葉の比較観察をするというのはどうでしょう。
染井吉野の葉は桜餅には適さないと聞きました。そこで大島桜の葉とどのような違いがあるのかじっくり見比べてみながら検討してみると、意外な発見があるような気がします。

葉が成長するまでしばし観察は中断いたします。

桜の定点観察 ― 4月7日2016年04月07日 20:20

桜の定点観察八日目。雨です。
しばし観察は中断と昨日述べたばかりなのに更新です。
ぱっと見は変化はありません。


ところが枝の先端をみると花びらのようなものがあります。
どうしたことでしょう。


To be continued.

桜の定点観察 ― 4月8日2016年04月08日 23:15

桜の定点観察九日目。
葉っぱは日に日に大きくなっています。


枝の先端は下の写真です。



PENTAX Optio WG-2 GPSの売りの一つであるマクロを使うことはありませんでした。そういうシチュエーションがなかったことがありますが、こうした観察では非常に役立つ機能だけでなく、肉眼を凌駕する解像度の高い画像を見ているともっと積極的に使いたくなってきます。

ところで。
セルフのガソリンスタンドで給油していると携帯でしゃべりながら運転しているクルマが隣のレーンに入ってきました。会話を止める気配はなく、端末を片手に持ちながら給油を始めました。

出光興産のウェブサイトを見ますとセルフ給油に関する注意説明が載っています。携帯電話は禁止事項になっています。
セルフサービスステーションの使い方 【前払い】で入れる - 出光のサービスステーション - 出光興産

エンジン停止せず携帯でしゃべりながら給油している人をときどき目にしますが、危険度はどれほどのものなのでしょう。携帯をポケットに入れているだけで危険ということなのかな。よく分かりません。

2016年JAF全日本ラリー選手権第1戦 ツール・ド・九州2016 in 唐津2016年04月10日 21:30

2016年4月10日(金)〜12日(日)、佐賀県唐津市にて2016年JAF全日本ラリー選手権第1戦 ツール・ド・九州2016 in  唐津が開催されました。
GRAVEL MOTOR SPORTS CLUB
ツール・ド・九州2016 in 唐津 Supported by Sammy |  JRCA


唐津市と聞いいて真っ先に思い浮かぶのは唐津焼ですけど、次になるとイメージが湧きにくいです。今なら大林宣彦監督の映画でしょうか。
唐津映画「花かたみ」関連展示コーナーを設置しました/唐津市


唐津ラリーは走行距離315kmターマックで競技が行われます。シーズン最初だけあっていっそう結果に注目が集まります。
正式結果がフェブサイトにアップロードされました。

総合優勝は勝田範彦選手です。
優勝です!: ラリードライバー 勝田範彦 公式ブログ

一週間前の4月3日(日)の午後ラックに立ち寄ったときはマシンはまだ制作中で、素人目には第1戦に間に合わせるのは難しいと思うような進捗状況に見えました。メカニックに「来週は先シーズンの車両で出るのですか?」と質問してみると、「充分間に合いますよ。ここまで来たらそう大変じゃないですよ」と返ってきます。
だからプロ集団なのかな。

カフェレストラディッシュ ― 唐揚げの味付けについて2016年04月13日 06:50

 
藤村さんの本拠地である愛知県新城市の邸宅へお邪魔しました。片付けを進めるためです。
2016年2月に東名高速道路が延長され新城へのアクセスが改善されました。
新東名高速道路 豊田東JCT~浜松いなさJCT

開通前は豊川インターから新城まで国道を上がっていくのが一般的でけっこうな時間が必要だったのに加え、名古屋方面への帰りは岡崎付近での渋滞が恒常的になっており、奥三河の新城を遠く感じさせる要因になっていました。
高速道路でずいぶん雰囲気は変わるものです。インターチェンジ近くにある「道の駅 もっくる新城」はとても賑わっていました。
道の駅 もっくる新城

道の駅 もっくる新城近くの交差点


藤村邸は桜が満開でした。名古屋市内にくらべ一週間ほど桜の開花は遅いようです。この桜は忠寿さんが幼少のころに植えました。植えたあと40年以上ほぼ放置状態だったようで少々大きくなりすぎです。樹型をどのように整えるかが課題です。

新城藤村邸の桜


庭に植えたキウイフルーツは順調に育っています。頑丈な棚をしつらえたので後々は大量の収穫が見込めるはずです。

キウイフルーツ

キウイは以前から植えられていました。雌株と雄株それぞれの植えていたとのことでしたが1本しか見つかりません。そして誘導する棚を作っていなかったため隣の柿の木に枝がグルグルに巻き付いていて、初めて見たときはそれがキウイとは分からない状態でした。

ブルーベリーをどこかに植えてあると母ちゃんは仰っていましたが、生えているのは雑草だけでそれらしい物はありません。
聞くと施肥や水やりはしていないとのことでした。多くの水を要求するのがブルーベリーですから、真夏の炎天下で放置していれば枯れてしまいます。毎日の水管理ができない環境で育てるのは難しいようです。


久しぶりに母ちゃんにお会いしました。達者という言葉が似合う相変わらずの勢いを持つ小さな巨人のような人です。

新城藤村邸での母ちゃん

邸宅を片付けてどうでしょうファンが集える場を作ります。
鶴舞のラディッシュがそうであったように、数々のどうでしょうグッズを並べ訪れた人はそれを手にしながら歓談できるスペースを構想しています。
見るだけでなく季節に応じて何か面白いことはできないかと模索しています。畑があるので菜園を展開することができます。春にサツマイモの苗を植え育てていき、秋の収穫の際は蒸し器を用意して鬼饅頭を蒸し上げ、ちょっとした収穫祭をやるなんてのは楽しそうです。
納屋には石臼がしまってあります。餅つきが思いつきます。近所で取れたよもぎでよもぎ餅を作ったり、あんころ餅などが可能です。もちろん餡は母ちゃんにお願いします。


ところで。
炊飯器を持参し昼にユーコン川のグレーリング飯を再現してみました。食べるのは、・・・、一度でいいかな。

グレーリング飯


昼メシで唐揚げを作っていただきました。ラディッシュの唐揚げは好きなおかずの一つです。
分量の決めごとはなく感覚で調味していることは知っていました。レシピを聞いても以前は何を入れているのか教えてくれることはなかったのですが先日は、こんな風にやっているよ、と話してくれました。

概略はこうです。
ランチメニューとして喫茶店で提供するにはニンニクは入れたくない。しかし味はしっかりしたものを付ける必要はある。
ベースは醤油です。砂糖と味醂が入っています。つけダレを準備する際いったん鍋で火を通します。味醂を煮きってしまう感覚でしょうか。
ニンニクの替わりに香味のアクセントになっているのはタマネギです。タマネギはすりおろしています。リンゴのすりおろしが入っています。卵を入れ鶏肉を一晩マリネして味をしみ込ませます。

タッパ容器でマリネ

揚げるときに片栗粉をまぶします。小麦粉は使いません。

ラディッシュの唐揚げ

新品の油を使って揚げたのが上の写真です。揚げ色が濃い理由がやっと分かりました。
二度揚げはしていません。母ちゃんは「二度揚げ風」と仰っていましたが、肉を箸でつまみ上げ空気に触れさせながら揚げるのがラディッシュ流だそうです。
昨年10月のブログに載せた写真のように厨房内は狭いため
スペース的に二度揚げは難しいからだそうです。

ちなみに私は山本麗子さんのレシピで作っています。
五香粉(ウーシャンフェン)の風味が病み付きになる美味しさです。
から揚げレシピ 講師は山本 麗子さん

それはともかく、いつになったら片付けが終るのでしょう。