伊勢志摩サミット経済効果 ― 2016年06月04日 22:35
師崎漁港朝市に行ってきました。
師崎漁港朝市
師崎漁港朝市 - Facebook
前回訪れたときはまだ海水温が上がっていない時期で、店先に並んでいる魚は今とすこし違っていました。この朝市で扱うのはほとんどが地物ですから、一年にわたり通っていると師崎近辺でとれる魚の種類がだんだんと分かってきます。また昨年のあさりのように、異常なほどとれなかったことを漁業関係者から直に聞くことができ勉強になります。
理屈はともかく、いつもより早起きしてドライブがてらに知多半島先端を目指すのはよい気分転換になってくれます。
イワシの丸干し
1串12匹です。
一度に食べきれる量でないので冷凍保存します。重ねたまま冷凍すると皮がくっついてしまうのでクッキングシートで間仕切りをして容器にいれると具合がよいです。
手づくりのおかずを扱っている店があります。
煮アナゴ(左)と煮ダコ(右)
大皿に盛られたアナゴとでかい鍋で煮上げられたタコです。調理場で準備してそのまま運んできて机の上に鍋ごと置いています。
いつだったか「ごめんね。イカあと15分でできるから待ってて」って言われたことがあります。平成のこの時代、昭和チックなこうした会話を楽しみたい人には是非おすすめです。
干物屋さんは何件か入っています。試食して買ってもらう、というスタイルなので店先には七輪が用意されています。それぞれで味の仕上げ方が違うので好みの干物を見つける面白さがあります。
アジの干物は醤油味と塩味
ちなみにこの七輪の熱源はオガライトでした。
水揚げされたばかりの魚介類は朝市の花形です。
1盛り1000円
店の方に塩焼きが美味しいよ、ってよく言われますが、確かに塩焼きは美味しいです。
『【本日】あさり入荷しました』
あさりと大あさりとサザエを購入しました。大あさりとサザエはシンプルに焼くだけ、あさりは酒蒸しでいただきました。
ちょっと前まで貝は通常価格よりおおむね600円くらい高かったと教えてもらいました。伊勢志摩サミットの影響です。
てっきり伊勢にやってくる要人や報道関係者などに供するから市場価格が上がったのかと思ったらそうではなく、犯罪対策とされる警備徹底が操業への支障となったということでした。貝は潜りますから。
サミットの経済効果は1000円億円と言われたりしますが、果たしてこのお金が分配された先はどこなのでしょうかね。